著者名 | 奥本大三郎 |
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出版社 | 集英社 |
出版年月 | 1999年12月 |
参考価格 | ¥836 |
頁数 | 240p |
ISBN | 978-4-08-720003-4 |
内容 |
【要旨情報】 「昆虫の詩人」―ファーブルは従来、最大の敬意をこめてこう呼ばれてきた。しかし、彼は繊細な詩人である以上に、百科全書的な博物学の巨人なのである。さらに“死んだ”標本の研究から“生きた”昆虫を研究することへと方向を転換し、自分の目で見て確かめたことだけを書いたファーブルの自然理解こそは、自然を単純化し、遺伝子をもてあそぶかのような今日の生物学の対極にあるものである。スカラベの生態など代表的研究を紹介しつつ、その91年におよぶ人生をたどる。第一人者による新たなファーブル像に迫る本格評伝。 >> もっと見る
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目次 |
【目次】 序章 『昆虫記』と私―クリスマスの贈り物 第1章 無政府主義者とファーブル―最初の訳者大杉栄、獄中で夢見た虫の世界 >> もっと見る
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ジャンル | 新書 > 教養新書 > 教養新書 > 集英社新書 |
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