| 著者名 | 伊藤益 |
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| 出版社 | 集英社 |
| 出版年月 | 2001年08月 |
| 参考価格 | ￥814 |
| 頁数 | ２２０ｐ |
| ISBN | 978-4-08-720102-4 |
| 内容 |
【要旨情報】 「善人なほもつて往生を遂ぐ。いはんや、悪人をや」日本思想史において、もっも著明な言説ともいえる親鸞の言葉である。でも、なぜ「善人」ではなく「悪人」なのか。親鸞の弟子唯円によって記された『歎異抄』の中のこの一節を、筆者は、おのれの存在論的悪に目覚めた人間が「悪人」なのだ、ととらえる。他者を排除し犠牲にすることによってしか生きられない自分が「いま」「ここ」に在ることの申し訳なさを自覚すること。この澄み切った「悪の思想」こそ、八〇〇年の時空を超えて、現代によみがえる親鸞の思想の現代的意義なのだ。 >> もっと見る
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| 目次 |
【目次】 序章 悪への視角 第１章 思想史のなかの親鸞 >> もっと見る
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| ジャンル | 新書 > 教養新書 > 教養新書 > 集英社新書 |
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