著者名 | 末延芳晴 |
---|---|
出版社 | 集英社 |
出版年月 | 2014年06月 |
参考価格 | ¥836 |
頁数 | 254p |
ISBN | 978-4-08-720742-2 |
内容 |
【要旨情報】 小津安二郎は今なお注目を集めている映画監督である。その小津作品の中でも頂点と評されるのが紀子三部作、『晩春』『麦秋』『東京物語』だ。各作品のフィナーレに近い場面で、ヒロインを演じた女優原節子は全身を震わせて泣き崩れる。小津が、不滅の名を残し得たのは、この三本の映画のフィナーレで原に号泣させたからだといっても過言ではない。「泣く」という行為を切り口に、幸福の限界、幸福の共同体の喪失、という小津映画の主題と思想的本質に迫る画期的評論。 >> もっと見る
|
目次 |
【目次】 第1章 ほとんどの小津映画で女優たちは泣いた 第2章 小津映画固有の構造と主題 >> もっと見る
|
ジャンル | 新書 > 教養新書 > 教養新書 > 集英社新書 |
※e-honは、株式会社トーハンが運営するオンライン書店です。 インターネットで注文した書籍を、宅配または三省堂書店の各店舗で受け取れます。 ご利用にあたっては、e-hon会員登録が必要です。