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著者名 |
内田樹 |
出版社 |
集英社 |
出版年月 |
2017年08月 |
参考価格 |
¥814 |
頁数 |
224p |
ISBN |
978-4-08-720893-1 |
内容 |
【要旨情報】 アメリカ、欧州で排外的な政治勢力が台頭する中、ロシア、中国の影響力が日増しに拡大している。米ソ対立の冷戦終結から四半世紀経ち、世界各地に複数の覇権の競合関係が生まれている。はたして、その狭間で日本が生き残るためには何が必要なのか?その鍵は日・台・韓の連帯にあり。アメリカとの一方的な従属関係を見直し、中国、ロシアなど、スーパーパワー間にある中小民主主義国家同士の協力関係の構築はいかにして可能か。世界史レベルの地殻変動と戦後の平和国家的な国のあり方を蹂躙する近年の日本の政策を目の前に、リベラルの重鎮ふたりがその理路を提示する。
【出版社コメント】 『日本辺境論』から8年ーー。今こそ「美しい日本」を取り戻す。カギは日本・韓国・台湾の連帯にあり! アメリカ、欧州で排外的な政治勢力が台頭する中、ロシア、中国の影響力が日増しに拡大している。米ソ対立の冷戦終結から四半世紀経ち、世界各地に複数の覇権の競合関係が生まれている。はたして、その狭間で日本が生き残るためには何が必要なのか? その鍵は日・台・韓の連帯にあり。アメリカとの一方的な従属関係を見直し、中国、ロシアなど、スーパーパワー間にある中小民主主義国家同士の協力関係の構築はいかにして可能か。世界史レベルの地殻変動と戦後の平和国家的な国のあり方を蹂躙する近年の日本の政策を目の前に、リベラルの重鎮ふたりがその理路を提示する。[著者情報]内田 樹(うちだ たつる)一九五〇年東京都生まれ。神戸女学院大学名誉教授。思想家。著書に『日本辺境論』(新潮新書)、『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)、共著に『一神教と国家』『荒天の武学』(集英社新書)他多数。姜尚中(カン サンジュン)一九五〇年熊本県生まれ。東京大学名誉教授。政治学者。著書に『マックス・ウェーバーと近代』(岩波現代文庫)、『悩む力』、内田との共著に『世界「最終」戦争論』(集英社新書)他多数。
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目次 |
【目次】 序章 問題提起―自由主義はなぜこれほど脆かったのか(トクヴィルの見たアメリカン・デモクラシーはどこへ行ったのか 世界中に跋扈する反知性主義・ポピュリズムの行方 ほか)
第1章 リベラルの限界―「モビリティー」に無力化された自由主義(独裁と親和性の高い民主制 必ず愚行に走る独裁者 ほか) 第2章 ニッチな辺境国家が結ぶ新しいアジア主義の可能性(アジアのコスモロジーを受肉させる 帝国のニッチにある韓国、日本、台湾、香港 ほか) 第3章 アジアの連携を妨げる「確執」をどう乗り越えるか(無意味な日韓の対立軸 日韓連携の話で拍手する韓国の人たち ほか) 第4章 不穏な日本の行く末―たどり着けるか「日本の生きる道」(日本のナショナリストはただのエゴイスト 政治の消滅―公的資源の私物化 ほか)
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ジャンル |
新書 > 教養新書 > 教養新書 > 集英社新書
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