著者名 | 荻野富士夫 |
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出版社 | 集英社 |
出版年月 | 2018年06月 |
参考価格 | ¥968 |
頁数 | 270p |
ISBN | 978-4-08-721035-4 |
内容 |
【要旨情報】 二〇一七年に成立、施行された「テロ等準備罪」こと共謀罪法。共謀の判断基準も曖昧で、治安維持法との類似を指摘する識者も多いこの法はすでに動き出している。シーレーン防衛等の従来の動き、集団的自衛権をめぐる解釈改憲、特定秘密保護法等と合わせて考えれば、国益を追求する一方で、「テロ防止」「治安維持」を口実に反対する者を監視、抑圧する「戦争ができる警察国家」ともいうべき治安体制がよみがえっている。国家の暴力装置たる警備公安警察等の権力の恣意的な運用を抑止、是正するために必要なのは何か。戦前の治安維持法、特高警察など治安体制の専門家が戦時体制の歴史をふまえ、現状分析したのが本書である。 >> もっと見る
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目次 |
【目次】 はじめに 「来るべき戦争準備」に抗するために 第1章 戦時体制の形成と確立―どのように日本は戦時体制を作っていったのか >> もっと見る
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ジャンル | 新書 > 教養新書 > 教養新書 > 集英社新書 |
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