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著者名 |
佐高信 |
出版社 |
集英社 |
出版年月 |
2018年09月 |
参考価格 |
¥902 |
頁数 |
222p |
ISBN |
978-4-08-721049-1 |
内容 |
【要旨情報】 安倍一強により分断されたこの国の政治状況を解きほぐすために必要なのは、もはや「保守とリベラル」ではなく、より深い歴史性と日本の政治風土を孕んだ「国権と民権」という概念ではないだろうか。政治コラムニスト・早野透と評論家・佐高信という政界の裏表を知り尽くす二人が、自由民権運動以来の日本政治の本質に回帰。民権派が次第に零落し国権派に牛耳られた平成「自民党」政治の三〇年を顧みる。党内で民権意識のあった加藤紘一、田中秀征、小沢一郎、山崎拓らが目指し、果たし得なかったものとは何か。安倍自民の暴政を乗り越えるヒントを探る。
【出版社コメント】 なぜ「安倍一強」は生まれたのか!?平成「自民党」国権派 VS 民権派、30年の軌跡を総括する!「安倍一強」により分断され、混迷を極める日本の政治情勢。排他的で、反知性的ともいえる自民党政治を解きほぐすのに、もはや「保守とリベラル」などというレッテル貼りは用をなさないだろう。いま本当に必要なのは、より深い歴史性と日本の政治風土を孕んだ「国権と民権」という概念ではないだろうか。長年、朝日新聞の政治記者として厳しい政治の現場に立ち会ってきた政治コラムニスト・早野透と、国権の横暴に異を唱え続ける評論家・佐高信という、政界の裏表を知り尽す二人が、国家と民衆が真摯に対峙した自由民権運動以来の日本政治の本質に立ち返り、民権派が次第に零落し、国権派に牛耳られた平成「自民党」政治の30年を顧みる。自民党内で民権意識のあった加藤紘一を筆頭に、小沢一郎、田中秀征、山崎拓らが目指し、果たし得なかったものとは何か。安倍自民の「暴政」を乗り越え、民権派を再生することは可能か。二人の対論から、そのヒントを探る。【目次】まえがき 佐高 信第一章 加藤紘一の死第二章 民権派の人間観第三章 田中秀征の「民権思想」第四章 山崎拓の「国権的民権」第五章 小沢一郎の「革命」第六章 民とは誰か?あとがき 早野 透【著者プロフィール】●佐高 信(さたか まこと)評論家。1945年、山形県出身。慶應義塾大学法学部卒業後、高校教師、経済誌編集長を経て現職。著書に『自民党を創価学会』『この人たちの日本国憲法』『電力と国家』、共著に『丸山眞男と田中角栄「戦後民主主義」の逆襲』『「在日」を生きる』など多数。●早野 透(はやの とおる)政治コラムニスト。1945年、神奈川県出身。東京大学法学部卒業後、朝日新聞社に入社。政治部次長、編集委員を歴任。著書に『田中角栄 戦後日本の悲しき自画像』『日本政治の決算』、共著に『丸山眞男と田中角栄「戦後民主主義」の逆襲』など多数。
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目次 |
【目次】 第1章 加藤紘一の死 第2章 民権派の人間観
第3章 田中秀征の「民権思想」 第4章 山崎拓の「国権的民権」 第5章 小沢一郎の「革命」 第6章 民とは誰か?
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ジャンル |
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