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著者名 |
大竹まこと |
出版社 |
集英社 |
出版年月 |
2019年07月 |
参考価格 |
¥902 |
頁数 |
219p |
ISBN |
978-4-08-721084-2 |
内容 |
【要旨情報】 いまだに毎日迷いながら生きている…。「需要がなくなれば芸人なんて終わり」とわかっちゃいるのに、「あのジジイ、やるな」と世間からまだ言われたい。「若者に教訓めいたことを何か言ってやりたい」と思うが、「そんな立派な人生を送ってきたか!?」と躊躇する。古希・七〇歳。世間ではもういい大人。歳をとればもっと楽な人生になると思っていたのに…。そんな自問自答の日々を赤裸々に綴った「人生のこれまでとこれから」。自筆原稿収録。
【e-honおすすめコメント】 歯に衣着せぬ語りで人気の芸人も、もう古希・70歳。「需要がなくなれば芸人なんて終わり」とわかっちゃいるのに、「あのジジイ、やるな」とまだ世間から言われたい……。「若者に教訓めいたことを何か言ってやりたい」と思うけれど、「そんな立派な人生を送ってきたか?!」と躊躇する……。「歳をとれば、悩みなんてなくなると思っていたのに」とボヤきつつも、自分の仕事、老い、人間関係、そして社会について、真摯に赤裸々に綴った一冊。直筆の生原稿、収録! ■本文より一部抜粋 私は、マネージャーの I 君に言われて、ツイッターなるものを始めてみたが、どうもしっくりこない。ほかのタレントや作家は、公演のお知らせなどに利用しているらしいが、なぜか、私はダメなのだ。ある日、突然、炎上する。私には、その意味さえわからない。ただ、ツイッターの文言にあることは、一面、真実だとも思う。「老害は死ネ」とわざわざ言われなくても、もう仕事もさほど多くないし、コメディアンとは、その時代と添い寝した男(女)たちのことだ。持論である。時代から少しでもずれたら勝手に死んでいくだけである。そろそろ、そんな局面が来た。いつまでもウジウジとテレビなどに出ていたくはない。しかし、「また、あのジジィがやりやがったな、ちくしょう!」とも言われてみたい。心底、庶民の側に立っていたいとの気持ちでやってきたが、全世界を敵にまわしたい欲望にもかられる今日この頃である (本文より) ■目次第一章 昔みたいに第二章 私たちがそれを選んだ第三章 傍観者でいるのか第四章 弱者は弱者のまま終わらない第五章 ダメな大人の言葉などに耳を貸さぬが良い ■著者プロフィール大竹 まこと(おおたけ まこと)1949年東京都生まれ。東京大学教育学部附属中学校・高等学校卒業。1979年、友人だった斉木しげる、きたろうとともに『シティボーイズ』結成。不条理コントで東京のお笑いニューウェーブを牽引。現在、ラジオ『大竹まこと ゴールデンラジオ!』、テレビ『ビートたけしのTVタックル』他に出演。著書に『結論、思い出だけを抱いて死ぬのだ』等。
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目次 |
【目次】 第1章 昔みたいに(いいんだヨ、これで ボンクラ、その後)
第2章 私たちがそれを選んだ(紫陽花は咲いていたのか 炎上 銀杏) 第3章 傍観者でいるのか(傘がない 国家に翻弄された民たちの物語 微睡みの午後) 第4章 弱者は弱者のまま終わらない(恥ずかしい過去のそれぞれ カラスが鳴いたら 官僚たちの矜持 病んで候) 第5章 ダメな大人の言葉などに耳を貸さぬが良い(春にそなえよ 花水木 君は誰かね)
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ジャンル |
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