著者名 | 野崎充彦 |
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出版社 | 集英社 |
出版年月 | 2020年06月 |
参考価格 | ¥924 |
頁数 | 238p |
ISBN | 978-4-08-721126-9 |
内容 |
【要旨情報】 韓国が“近くて遠い”と称されるのは“日本に似て非なる”国だからでもある。であればこそ親しみやすい反面、食い違いが生じれば忽ち嫌韓感情を生んでしまう。その克服には古典回帰が有効かもしれない。韓国文化の母体は朝鮮時代にあるが、なかでも朱子学(儒教)を通じて国家建設を目指した「士大夫」と呼ばれる科挙合格官僚で、朝鮮前期に活躍した成俔の随筆「慵斎叢話」は当時の世相を知る最上の資料だ。この「慵斎叢話」には宮中世界、歴史・文学、自然現象から巷の奇譚・笑話に至るまで多様な話があるが、本書では極めて人間くさい話題を中心に、我々の儒教社会に対する先入観を打ち破る奇異譚をお届けする。 >> もっと見る
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目次 |
【目次】 はじめに 儒者の随筆 第1章 僧のいる風景 >> もっと見る
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ジャンル | 新書 > 教養新書 > 教養新書 > 集英社新書 |
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