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著者名 |
吉見俊哉 |
出版社 |
集英社 |
出版年月 |
2020年08月 |
参考価格 |
¥1,188 |
頁数 |
352p |
ISBN |
978-4-08-721133-7 |
内容 |
【要旨情報】 『都市のドラマトゥルギー』から三〇年以上を経て、社会学者・吉見俊哉の新たな都市論が完成。これまでに東京は三度「占領」されている。一度目は徳川家康、二度目は明治政府、三度目はGHQによって。消された記憶をたどっていくと、そこに見え隠れするのは、日本近代化の父と称される渋沢栄一であった。本書の中核をなすのは、都心北部―上野、秋葉原、本郷、神保町、兜町、湯島、谷中、浅草、王子といったエリアである。これらは三度目の占領以降、周縁化されてきた。しかし今、世界からも注目される都心地域へと成熟している。まさに中心へと「裏返し」されようとしているのだ。詳細地図つきで街歩きガイドとしても最適。
【出版社コメント】 これからの注目は「都心北部」だ! 【本書の特徴】 ●7日間かけて東京(主に都心北部)を旅する ●詳細地図つき ●歴史的、社会学的に東京を眺める ●過去の痕跡を手がかりに、豊かな時間を取り戻すための提案をする ●モモ(ミヒャエル・エンデ)と一緒に東京を街歩きする 「街を見失わないために、ゆっくり移動することの価値を復権させましょう。エンデが『モモ』のなかで示した時間論を、私たちは東京の街歩きにも活かしましょう。モモの冒険が「灰色の男たち」から人々の時間を取り戻す挑戦であったのと同じように、私たちの街歩きもまた、高度成長期以降の開発主義の東京から、再び人間的時間を取り戻す戦略を含むことになります」――吉見俊哉 【主な内容】 ●都心に路面電車を復活させる ●どこに行っても「渋沢栄一」がついてくる ●23区で唯一「消滅可能性都市」とされた豊島区はポテンシャルが高い ●エロス(性愛)とタナトス(死)の境界線を歩く ●川筋から未来の東京を考える 【目次】 第1日 都電荒川線に乗って東京を旅する 第2日 秋葉原―上野ー浅草間に路面電車を復活させる 第3日 動物園を開放し、公園を夜のミュージアムパークに 第4日 都市にメリハリをつけながら、古い街並みを守る 第5日 都心北部で大学街としての東京を再生させる 第6日 武蔵野台地東端で世界の多様な宗教が連帯する 第7日 未来都市東京を江戸にする 【著者プロフィール】 吉見俊哉(よしみしゅんや)1957年、東京都生まれ。東京大学大学院情報学環教授。同大学副学長、大学総合教育研究センター長などを歴任。 社会学、都市論、メディア論、文化研究を主な専門としつつ、日本におけるカルチュラル・スタディーズの発展で中心的な役割を果たす。 著書に『都市のドラマトゥルギー』『五輪と戦後:上演としての東京オリンピック』など。
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目次 |
【目次】 はじめに モモと歩く東京―時間論としての街歩き 第1日 都電荒川線に乗って東京を旅する
第2日 秋葉原‐上野‐浅草間に路面電車を復活させる 第3日 動物園を開放し、公園を夜のミュージアムパークに 第4日 都市にメリハリをつけながら、古い街並みを守る 第5日 都心北部で大学街としての東京を再生させる 第6日 武蔵野台地東端で世界の多様な宗教が連帯する 第7日 未来都市東京を江戸にする
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ジャンル |
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