マジョリティ男性にとってまっとうさとは何か 集英社新書
実際の店頭在庫とは異なることがございます。ご来店の際は事前にお電話にてお問い合わせください。
著者名 |
杉田俊介 |
出版社 |
集英社 |
出版年月 |
2021年09月 |
参考価格 |
¥1,012 |
頁数 |
296p |
ISBN |
978-4-08-721182-5 |
内容 |
【要旨情報】 世界的な潮流となった#MeToo運動や男性社会への疑義など、性別に伴う差別や不平等への意識が今日、かつて無いほどに高まっている。他方、「男性特権」への開き直りは論外として、多くの男性は、時には剥き出しの敵意にも直面しながら、己の立ち位置や与し方に戸惑っているのではないか。自らの男性性や既得権、そして異性との向き合い方に戸惑い、慄くすべての男性に応えつつ、女性や性的マイノリティへ向けても性差を超えた運動の可能性を提示する一冊。
【出版社コメント】 世界的な潮流となった#MeToo運動や男性社会への疑義など、性別に伴う差別や不平等への意識が今日、かつて無いほどに高まっている。他方、「男性特権」への開き直りは論外として、多くの男性は、時には剥き出しの敵意にも直面しながら、己の立ち位置や与し方に戸惑っているのではないか。自らの男性性や既得権、そして異性との向き合い方に戸惑い、慄くすべての男性に応えつつ、女性や性的マイノリティへ向けても性差を越えた運動の可能性を提示する一冊。◆目次◆まえがき第一章 多数派の男たちは何をどうすればいいのか第二章 ヘテロ男性とは誰のことか第三章 『マッドマックス怒りのデス・ロード』を読み解く第四章 ヘテロ男性は変わりうるか─複合差別時代の男性学第五章 『ズートピア』を読み解く第六章 多数派の男たちにとってまっとうさとは何か 第七章 男たちはフェミニズムから何を学ぶのか第八章 ポストフェミニズムとは何か第九章 剥奪感と階級─『ジョーカー』を読み解く第一〇章 複合階級論に向けて─ラディカル・メンズリブのためにあとがき註◆著者略歴◆杉田 俊介(すぎた しゅんすけ)1975年生まれ。批評家。自らのフリーター経験をもとに『フリーターにとって「自由」とは何か』(人文書院)を刊行するなど、ロスジェネ論壇に関わった。また20代後半より障害者ヘルパーに従事。著書に『非モテの品格 男にとって「弱さ」とは何か』(集英社新書)、『ジャパニメーションの成熟と喪失』(大月書店)、『長渕剛論――歌え、歌い殺される明日まで』(毎日新聞出版)など。差別問題を考える雑誌『対抗言論』では編集委員を務める。
>> もっと見る
<< 閉じる
|
目次 |
【目次】 第1章 多数派の男たちは何をどうすればいいのか 第2章 ヘテロ男性とは誰のことか
第3章 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を読み解く 第4章 ヘテロ男性は変わりうるか―複合差別時代の男性学 第5章 『ズートピア』を読み解く 第6章 多数派の男たちにとってまっとうさとは何か 第7章 男たちはフェミニズムから何を学ぶのか 第8章 ポストフェミニズムとは何か 第9章 剥奪感と階級―『ジョーカー』を読み解く 第10章 複合階級論に向けて―ラディカル・メンズリブのために
>> もっと見る
<< 閉じる
|
ジャンル |
新書 > 教養新書 > 教養新書 > 星海社新書
|
※e-honは、株式会社トーハンが運営するオンライン書店です。
インターネットで注文した書籍を、宅配または三省堂書店の各店舗で受け取れます。
ご利用にあたっては、e-hon会員登録が必要です。