シングルマザー、その後 集英社新書ノンフィクション
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著者名 |
黒川祥子 |
出版社 |
集英社 |
出版年月 |
2021年12月 |
参考価格 |
¥1,012 |
頁数 |
295p |
ISBN |
978-4-08-721195-5 |
内容 |
【要旨情報】 雇い止めや学探の一斉休校、家庭内トラブルの増加。コロナ禍で一層、シングルマザーの生活困難が深刻になっている。「早く子育てから解放され、自分の人生を謳歌したい」。だが、将来を夢見て耐え忍ぶ彼女たちを待つのは、一層苛酷な現実だった…。子どもを何とか自立させたものの、雇用や社会保障から見放された双肩には老親の介護がのしかかる。調停マニアと化した前夫と闘う女性やセックスワーカーなど、国から見放された女性たちの痛切な叫びに耳を傾け、制度の不作為を告発するルポルタージュ。
【出版社コメント】 雇い止めや学校の一斉休校、家庭内トラブルの増加。コロナ禍で一層、シングルマザーの生活困難が深刻になっている。「早く子育てから解放され、自分の人生を謳歌したい」。だが、将来を夢見て耐え忍ぶ彼女たちを待つのは、一層苛酷な現実だった……。子どもを何とか自立させたものの、雇用や社会保障から見放された双肩には老親の介護がのしかかる。調停マニアの前夫と戦う女性やセックスワーカーなど、国から見放された女性たちの痛切な叫びに耳を傾け、制度の不作為を告発するルポルタージュ。◆目次◆はじめに第一章 子育ての後に、待っていたもの 第二章 一九八五年──女性の貧困元年インタビュー 一九八〇年代以降の無策がシングルマザーを苦しめている 宮本みち子(千葉大学・放送大学名誉教授)第三章 老後などない インタビュー 福祉は恵んであげるもの、という誤解 神原文子(社会学者)第四章 世界はシングルマザーをどう見ているのか ──フランスと韓国の場合インタビュー 日本のシングルマザーはなぜ、ワーキングプア状態に陥るのか 畠山勝太(比較教育行財政/国際教育開発専門) ◆著者略歴◆ 黒川 祥子(くろかわ しょうこ)ノンフィクション作家。福島県生まれ。東京女子大学文理学部卒業後、弁護士秘書、ヤクルトレディ、業界紙記者などを経てフリーランスとなり、事件や家族の問題を中心に執筆活動を行っている。2013年、『誕生日を知らない女の子 虐待──その後の子どもたち』で第11回開高健ノンフィクション賞受賞。その他の著書に『県立!再チャレンジ高校』(講談社現代新書)、『8050問題』『心の除染』(集英社文庫)など。
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目次 |
【目次】 第1章 子育ての後に、待っていたもの(水野敦子―なぜに、私が多重債務者に… 川口有紗―子どもを育てていただけなのに… ほか)
第2章 一九八五年―女性の貧困元年(男女雇用機会均等法 私の一九八五年 ほか) 第3章 老後などない(森田葉子―貧困の連鎖は断ちきったけれど 大野真希―セックスワーカーとして生きる ほか) 第4章 世界はシングルマザーをどう見ているのか―フランスと韓国の場合(フランス 韓国)
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ジャンル |
新書 > 教養新書 > 教養新書 > 集英社新書
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