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著者名 |
谷頭和希 |
出版社 |
集英社 |
出版年月 |
2022年02月 |
参考価格 |
¥924 |
頁数 |
231p |
ISBN |
978-4-08-721204-4 |
内容 |
【要旨情報】 私たちの生活に欠かせないチェーンストアは都市を均質にし、街の歴史を壊すとして批判を受けてきた。だが、チェーンは本当に都市を壊したのだろうか。一九九七年生まれの若き「街歩き」ライターはその疑問を明らかにすべく、三十二期連続増収を続けるディスカウントストア、ドン・キホーテのフィールドワークを行った。そこから見えてきたのは、チェーンストアを中心にした現代日本の都市の姿と未来の可能性だ。ドンキの歴史や経営戦略を社会学や建築の視点から読み解く。
【出版社コメント】 【24歳の著者が挑む!日本の「いま」を切り取ったチェーンストア都市論】私たちの生活に欠かせないチェーンストアは都市を均質にし、街の歴史を壊すとして批判を受けてきた。だが、チェーンは本当に都市を壊したのだろうか。1997年生まれの若き「街歩き」ライターはその疑問を明らかにすべく、32期連続増収を続けるディスカウントストア、ドン・キホーテを巡った。そこから見えてきたのは、チェーンストアを中心にした現代日本の都市の姿と未来の可能性である。ドンキの歴史や経営戦略を社会学や建築の視点から読み解きながら、日本の「いま」を見据える。【推薦!】■石田英敬 氏(東京大学名誉教授)ドンキめぐりはクセになる、読み出したら止まらない、ドンペン探偵が読み解くチェーンストア記号論。■宮沢章夫 氏(作家・早稲田大学教授)まず「肯定する」という態度がここにはある。正直、ドンキが渋谷にできたとき、80年代の渋谷を知る者は苦い気持ちを味わった。世代的にそんなことなど関係ない著者はドンキを中心にロードサイドやショッピングモールを肯定する。そしてその「肯定」が、いま私たちを取り巻く資本の構造への、見事な批評になっている。【目次】序章:日本中がチェーンストアチェーンのイメージをときほぐす第一章:なぜ過剰な外観は生まれるのかレヴィ=ストロースが語るドンペン/なぜドンキの外観はさまざまなのか第二章:都市のなかの「ジャングル」「ジャングル」としての店舗構造/驚くほど似ているドンキとヴィレヴァン/コンビニとどう共存するか第三章:チェーンストアは新たな地域共同体であるヤンキーとDQNとドンキと/「呼び込み君」が私たちに伝えてくれているもの/地域共同体のなかに生まれる新しい共同体第四章:ドンキから見える日本のいまチェーンは歴史を壊すのか?/ドンキ的な資本主義のルートへ終章:チェーンストアの想像力チェーンが生み出す「ゆるやかな連帯感」/オンライン化する世界におけるチェーンストアの可能性
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目次 |
【目次】 序章 日本中がチェーンストア 第1章 なぜ過剰な外観は生まれるのか
第2章 都市のなかの「ジャングル」 第3章 チェーンストアは新たな地域共同体である 第4章 ドンキから見える日本のいま 終章 チェーンストアの想像力
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ジャンル |
新書 > 教養新書 > 教養新書 > 集英社新書
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