北朝鮮拉致問題 極秘文書から見える真実 集英社新書
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著者名 |
有田芳生 |
出版社 |
集英社 |
出版年月 |
2022年06月 |
参考価格 |
¥902 |
頁数 |
224p |
ISBN |
978-4-08-721217-4 |
内容 |
【要旨情報】 二〇〇二年九月、小泉純一郎氏が日本の総理として初めて北朝鮮を電撃訪問し、金正日委員長が拉致を認め、五人の被害者が帰国を果たしてから二〇年。小泉訪朝当時、日朝関係は大きく改善するかに見えた。だが、その後交渉は暗礁に乗り上げ、拉致問題解決を重要課題としていた安倍長期政権、続く政権でも進展がない。国会の「北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会」等でこの問題に尽力してきた著者はある文書を入手。そこには拉致の実態、北朝鮮での生活等が詳しく記されていた。本書は極秘文書の内容を分析し、日朝外交を概観することで問題が解決に進まない原因を指摘。北東アジア安定のために何が必要かを提言する。
【出版社コメント】 小泉訪朝から20年。なぜ解決できなかったのか?◆内容◆2002年9月、小泉純一郎氏が日本の総理として初めて北朝鮮を電撃訪問し、金正日委員長が拉致を認め、5人の被害者が帰国を果たしてから20年。小泉訪朝当時、日朝関係は大きく改善するかに見えた。だが、その後交渉は暗礁に乗り上げ、拉致問題解決を重要課題としていた安倍長期政権、続く政権でも進展がない。国会の「北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会」等でこの問題に尽力してきた著者はある文書を入手。そこには拉致の実態、北朝鮮での生活等が詳しく記されていた。本書は極秘文書の内容を分析し、日朝外交を概観することで問題が解決に進まない原因を指摘。北東アジア安定のために何が必要かを提言する。◆主なトピック◆第1部 極秘文書◎政府の「極秘文書」を分析する◎安倍総理は、なぜ「極秘文書」の存在を否定したのか◎はじめて明らかになった日本人の名前とは◎「極秘文書」はこうしてつくられた◎拉致被害者の実数を推測させる管理番号◎横田めぐみさんが拉致された理由◎横田めぐみさん安否情報の真偽◎「極秘文書」は外交でどう活用されたか?第2部 外交の問題◎歴史的な訪朝はどのように実現したか◎いまも語られる「拉致の安倍」神話の真相◎民主党政権の挑戦と失敗◎日朝「ストックホルム合意」への道◎幻の「安倍昭恵さん訪朝計画」◎拉致問題は解決できるのか◎残留日本人、「日本人妻」、日本人墓地◎風化していく拉致問題◎問題解決への私の提言解説 高世 仁(ジャーナリスト) ◆著者略歴◆有田芳生(ありた よしふ)1952年、京都府生まれ。参議院議員。出版社を経てフリージャーナリストとなり、主に週刊誌を舞台に統一教会、オウム真理教事件等の報道にたずさわる。日本テレビ系「ザ・ワイド」等にもコメンテーターとして出演。政治家となってからは拉致問題、差別、ヘイトスピーチ問題等に尽力。著書に『ヘイトスピーチとたたかう! 日本版排外主義批判』(岩波書店)、『テレサ・テン十年目の真実 私の家は山の向こう』(文春文庫)他多数。
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目次 |
【目次】 第1部 極秘文書(政府の「極秘文書」を分析する 横田めぐみさんは「極秘文書」にどう書かれているか)
第2部 外交の問題(拉致問題解決への道筋を検証する 拉致問題は解決できるのか)
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