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著者名 |
福原裕二 |
出版社 |
集英社 |
出版年月 |
2022年08月 |
参考価格 |
¥946 |
頁数 |
256p |
ISBN |
978-4-08-721229-7 |
内容 |
【要旨情報】 二〇〇二年、米国ブッシュ大統領の一般教書演説で「悪の枢軸」と名指された北朝鮮とイラン。負のイメージで覆われた二つの国家は、なぜ「核」問題を通じて既存の国際秩序に抗い、二〇年後の現在もなお、世界の安全保障の台風の目であり続けるのだろうか?本書は、長年にわたって現地調査を行い、両国の「素顔」を知悉する専門家がタッグを組み、その内在的な論理に接近した注目の論考である。核兵器拡散の脅威が日々高まるなか、負のレッテルの向こう側にある「正体」の理解抜きに、混乱を極める国際政治の将来は語れない。
【出版社コメント】 ウクライナ戦争後、国際政治上の最大の焦点。 時のアメリカ大統領に「悪の枢軸」と名指されてから20年。2つの国家は、なぜ「核」を通じて既存の秩序に抗うのか。そして、今後の展望とは――? 現地の情勢を知悉する専門家が、その正体に迫る! ◆内容紹介◆二〇〇二年、米国ブッシュ大統領の一般教書演説で「悪の枢軸」と名指された北朝鮮とイラン。負のイメージで覆われた二つの国家は、なぜ「核」問題を通じて既存の国際秩序に抗い、二〇年後の現在もなお、世界の安全保障の台風の目であり続けるのだろうか? 本書は、長年にわたって現地調査を行い、両国の「素顔」を知悉する専門家がタッグを組み、その内在的な論理に接近した注目の論考である。核兵器拡散の脅威が日々高まるなか、負のレッテルの向こう側にある「正体」の理解抜きに、混乱を極める国際政治の将来は語れない。 ◆目次◆第一部 北朝鮮の「正体」 福原裕二――メタ・フィクションな国家・社会第一章 内部で何が起きているのか?第二章 理想と現実のズレ第三章 核問題の展開第四章 北朝鮮にとっての「安全の保障」終章 「悪の枢軸」の亡霊からの解放 第二部 イランの「正体」 吉村慎太郎――米・イ対立の展開を中心に第一章 現代史に見るイランの抵抗と挫折第二章 革命下のイランと「大悪魔」米国第三章 米国の政策とイラン――深まる不信感と敵意第四章 イランの「党派対立」と米国――九・一 一から「悪の枢軸」発言へ第五章 「核兵器開発」疑惑の変転とイラン終章 複合的な米・イ対立と現在 ◆著者略歴◆福原裕二(ふくはら・ゆうじ)1971年生まれ。島根県立大学教授。専門は、朝鮮半島の政治・外交。著書に『北東アジアと朝鮮半島研究』(国際書院)など。 吉村慎太郎(よしむら・しんたろう)1955年生まれ。広島大学名誉教授。専門は、イラン近現代史、中東国際関係。著書に『イラン現代史』(有志舎)など。
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目次 |
【目次】 第1部 北朝鮮の「正体」―メタ・フィクションな国家・社会(内部で何が起きているのか? 理想と現実のズレ
核問題の展開 北朝鮮にとっての「安全の保障」 「悪の枢軸」の亡霊からの解放) 第2部 イランの「正体」―米・イ対立の展開を中心に(現代史に見るイランの抵抗と挫折 革命下のイランと「大悪魔」米国 米国の政策とイラン―深まる不信感と敵意 イランの「党派対立」と米国―九・一一から「悪の枢軸」発言へ 「核兵器開発」疑惑の変転とイラン ほか)
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ジャンル |
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