実際の店頭在庫とは異なることがございます。ご来店の際は事前にお電話にてお問い合わせください。
著者名 |
鷲巣力 |
出版社 |
集英社 |
出版年月 |
2022年10月 |
参考価格 |
¥1,210 |
頁数 |
325p |
ISBN |
978-4-08-721238-9 |
内容 |
【要旨情報】 戦後日本を代表する思想家・加藤周一は、平凡社の『世界大百科事典』編集長を務めた知識人であり、海外の二〇を超える大学で教鞭をとった国際人でもある。著書は三〇〇冊以上。名文家として知られるが、その短文は簡にして要を得た珠玉の文である。本書では、厖大な作品群から現代日本語の精髄ともいうべき短文を厳選。「読点」「起承転結」「三点整理」「比較対照」「比喩表現」など二四項目を採りあげ、文章を書くうえでの心髄に迫った。これから文章を学ぼうとする人には、このうえない入門書である。
【出版社コメント】 上手い文章とは、どういうものなのか? これから文章を学ぼうとする人への、このうえない入門書 【おもな内容】戦後日本を代表する思想家・加藤周一は、平凡社の『世界大百科事典』編集長を務めた知識人であり、海外の20を超える大学で教鞭を採った国際人でもある。著書は300冊以上。名文家として知られるが、その短文は簡にして要を得た珠玉の文である。 本書では、厖大な作品群から現代日本語の精髄ともいうべき短文を厳選。「読点」「起承転結」「三点整理」「比較対照」「比喩表現」など24項目を採りあげ、文章を書くうえでの心髄に迫った。 【目次】まえがき 第1部 基礎編 文は短く/読点は雄弁だ/見ることが基本/五感でつかむ/経験を通して考える/主題を設定する/起承転結をつくる/文章に構造を与える 第2部 実践編 むつかしいことをやさしく/論点は三点に絞る/強調で論点は明確に/鮮やかな比較対照/大局観と細部への眼/例示は秩序立てて/具体と抽象の往復/現在と歴史の往還/比喩がもつ説得力/諷刺諧謔で真実を/否定による肯定/確率表現を的確に 第3部 応用編 紹介文/追悼文/書評文/鑑賞文 あとがき 【著者略歴】鷲巣 力 (わしず・つとむ)編集著述業。1944年東京都生まれ。東京大学法学部を卒業後、平凡社に入社。林達夫、加藤周一らを担当し、雑誌『太陽』編集長を務め、同社取締役に就く。退任後は立命館大学客員教授、同大学加藤周一現代思想研究センター長を経て、現在同研究センター顧問。著書に『加藤周一はいかにして「加藤周一」となったか』(岩波書店)、『公共空間としてのコンビニ』(朝日新聞出版)、『自動販売機の文化史』(集英社新書)など多数がある。
>> もっと見る
<< 閉じる
|
目次 |
【目次】 第1部 基礎編(文は短く―“通い慣れたところ” 読点は雄弁だ―「「美」について」
見ることが基本―「『上野毛雑文』あとがき」 ほか) 第2部 実践編(むつかしいことをやさしく―「嘘について」 論点は三点に絞る―「土着文化または『萬葉集』の事」 強調で論点は明確に―「堀辰雄愛読の弁」 ほか) 第3部 応用編(紹介文―「丸山眞男」 追悼文―「福永武彦の死」 書評文―「文は人なりまたは『ラッセル自伝』の事」 ほか)
>> もっと見る
<< 閉じる
|
ジャンル |
新書 > 教養新書 > 教養新書 > 集英社新書
|
※e-honは、株式会社トーハンが運営するオンライン書店です。
インターネットで注文した書籍を、宅配または三省堂書店の各店舗で受け取れます。
ご利用にあたっては、e-hon会員登録が必要です。