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著者名 |
今野真二 |
出版社 |
集英社 |
出版年月 |
2023年01月 |
参考価格 |
¥1,155 |
頁数 |
265p |
ISBN |
978-4-08-721247-1 |
内容 |
【要旨情報】 新型コロナウイルスの流行、東日本大震災、ウクライナ侵攻…など、人々を「鬱屈」とさせる未曾有の混乱に見舞われている現代。我々は、内面に生じるモヤモヤした感情とどう付き合うべきか。そのヒントは、一〇〇年前にあった!本書では、スペイン風邪や関東大震災、そして第一次世界大戦の時代における、「災後」の言語空間に着目。夏目漱石や太宰治、芥川龍之介、田山花袋などの有名文学作品をはじめ、雑誌、辞書、詩といった膨大な資料を引きながら、「鬱屈」の時代を読み解く。
【出版社コメント】 今の「不安感」を解くカギは、100年前の「言葉」にあった! 【おもな内容】新型コロナウイルスの流行、東日本大震災、ウクライナ侵攻…など、人々を「鬱屈」とさせる未曾有の混乱に見舞われている現代。我々は、内面に生じるモヤモヤした感情とどう付き合うべきか。そのヒントは、100年前にあった! 本書では、スペイン風邪や関東大震災、そして第一次世界大戦の時代における、「災後」の言語空間に着目。夏目漱石や太宰治、芥川龍之介、田山花袋などの有名文学作品をはじめ、雑誌、辞書、詩といった膨大な資料を引きながら、「鬱屈」の時代を読み解く。 【目次】はじめに第一章 気持ち・感情・感覚の言語表現 第二章 文学作品の「鬱屈」 第三章 辞書に載せられた鬱屈した「気持ち・感情」 第四章 詩的言語にあらわれた「鬱屈」第五章 二〇二〇年~二〇二二年の「鬱屈」おわりに 【著者略歴】今野 真二(こんの・しんじ)清泉女子大学教授。日本語学専攻。一九五八年、神奈川県生まれ。八六年、早稲田大学大学院博士課程後期退学、高知大学助教授を経て、現職。著作に『盗作の言語学 表現のオリジナリティーを考える』(集英社新書)、『うつりゆく日本語をよむ―ことばが壊れる前に』(岩波新書)、『振仮名の歴史』(岩波現代文庫)、『日本語の教養100』(河出新書)、『言霊と日本語』(ちくま新書)など多数。
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目次 |
【目次】 第1章 気持ち・感情・感覚の言語表現(気持ちと感情 気持ち・感情と身体性 ほか)
第2章 文学作品の「鬱屈」(夏目漱石「道草」 佐藤春夫「田園の憂鬱」 ほか) 第3章 辞書に載せられた鬱屈した「気持ち・感情」(『ポケット顧問 や・此は便利だ』 『新らしい言葉の字引』 ほか) 第4章 詩的言語にあらわれた「鬱屈」(「気持ち・感情」を言語化する 災後の詩的言語 ほか) 第5章 二〇二〇年~二〇二二年の「鬱屈」(新型コロナウイルスと言語表現 ウクライナ戦争と言語表現 ほか)
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ジャンル |
新書 > 教養新書 > 教養新書 > 集英社新書
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