日本のカルトと自民党 政教分離を問い直す 集英社新書
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著者名 |
橋爪大三郎 |
出版社 |
集英社 |
出版年月 |
2023年03月 |
参考価格 |
¥1,276 |
頁数 |
368p |
ISBN |
978-4-08-721257-0 |
内容 |
【要旨情報】 カルトが日本を、蝕んでいる。安倍晋三元首相暗殺を機に、統一教会が自民党に喰い込んでいた実態が明らかになった。だが、病巣はもっと深い。統一教会以外の宗教勢力も自民党に隠然と影響を与えている。なぜこんなことになってしまったのか?原点に立ち戻り、政治と宗教の関係を考え直す必要がある。政府職員も市民もカルトの正体を見抜く基礎知識を身につけよう。そして政教分離の原則を改めて体得しよう。本書は宗教社会学の第一人者がカルト宗教の危険性を説き、民主主義と宗教のあるべき関係について、基本から明快に解説する。
【出版社コメント】 統一教会、日本会議…宗教社会学の第一人者がタガの外れた政教癒着を警告日本人は、宗教の訓練が足りない ◆内容紹介◆カルトが日本を、蝕んでいる。安倍晋三元首相暗殺を機に、統一教会が自民党に喰いこんでいた実態が明らかになった。だが、病巣はもっと深い。統一教会以外の宗教勢力も自民党に隠然と影響を与えている。なぜこんなことになってしまったのか? 原点に立ち戻り、政治と宗教の関係を考え直す必要がある。政府職員も市民もカルトの正体を見抜く基礎知識を身につけよう。そして政教分離の原則を改めて体得しよう。本書は宗教社会学の第一人者がカルト宗教の危険性を説き、民主主義と宗教のあるべき関係について、基本から明快に解説する。◆識者の評◆オウム事件や統一教会問題を経験した日本でもっとも必要な知識がここにある。――有田芳生氏(ジャーナリスト/『改訂新版 統一教会とは何か』著者)当代随一の泰斗が、その尋常ならざる「読む力」と「書く力」の双方を注ぎ込んだ本書は、今後「政治と宗教」の議論に参加する人々にとっての、ひとつの確かな羅針盤になるに違いない。――菅野完氏(著述家/『日本会議の研究』著者)◆目次◆序 カルト原論第1部 生長の家から日本会議へ第2部 統一教会と自由民主党結 政教分離と民主主義◆こんな疑問にも答えます◆Qカルトは、ふつうの宗教とどう違いますか?Q仏教にも出家があって、俗世間と離れます。これはカルトではない?Qカルトはもともとよくない意味なのですか?Qカルトが、カルトでなくなることもありますか?Q仏教も、カルトになるのですか?Q神道は、カルトになりますか?Q政教分離とは、どういうことなのですか?などなど◆著者略歴◆橋爪大三郎(はしづめ・だいさぶろう)1948年生まれ。社会学者。大学院大学至善館教授。東京工業大学名誉教授。著書に『はじめての構造主義』『言語ゲームの練習問題』(講談社現代新書)、『アメリカの教会』(光文社新書)他多数。共著に『ふしぎなキリスト教』(大澤真幸との共著、講談社現代新書、新書大賞2012)、『おどろきのウクライナ』(大澤真幸との共著)『一神教と戦争』『中国共産党帝国とウイグル』(中田考との共著、集英社新書)等がある。
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目次 |
【目次】 序 カルト原論 第1部 生長の家から日本会議へ(谷口雅春という人物
生長の家と皇国主義 谷口雅春の憲法論 生長の家の政治活動 ほか) 第2部 統一教会と自由民主党(文鮮明という人物 『原理講論』を読む 統一教会と霊感商法 統一教会と自民党) 結 政教分離と民主主義
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