スーフィズムとは何か イスラーム神秘主義の修行道 集英社新書
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著者名 |
山本直輝 |
出版社 |
集英社 |
出版年月 |
2023年08月 |
参考価格 |
¥1,144 |
頁数 |
224p |
ISBN |
978-4-08-721277-8 |
内容 |
【要旨情報】 「イスラーム神秘主義」とも訳されるスーフィズム。それは今も神学、法学とならび伝統イスラームの一角をなす哲学や修行道の総称である。その究極目的は「イスラーム」を味わうこと。かつて井筒俊彦はスーフィズムの哲学的、神秘主義的な側面に光をあてた。だが、個人の精神的営みであると同時に、スーフィズムは日本の芸道や武士道、少年マンガで描かれる師弟関係にも通じる修行の世界であり、時にはオスマン帝国、トルコの政権をはじめとしたイスラーム世界を動かす政治思想運動でもある。本書はトルコで教鞭を執る著者が、思想、修行法から、食、武術、音楽をも射程におさめ、よく生きるための「実践の道」としてのスーフィズムを解説する。
【出版社コメント】 オスマン帝国、エルドアン政権… イスラーム世界を動かす求道的一大潮流! 日本の武士道や少年マンガの師弟関係にも通じる修行の世界 ◆内容説明◆ 「イスラーム神秘主義」とも訳されるスーフィズム。 それは今も神学、法学とならび伝統イスラームの一角をなす哲学や修行道の総称である。 その究極目的は「イスラーム」を味わうこと。 かつて井筒俊彦はスーフィズムの哲学的、神秘主義的な側面に光をあてた。 だが、個人の精神的営みであると同時に、スーフィズムは日本の芸道や武士道、少年マンガで描かれる師弟関係にも通じる修行の世界であり、時にはオスマン帝国、トルコの政権をはじめとしたイスラーム世界を動かす政治思想運動でもある。 本書はトルコで教鞭を執る著者が、思想、修行法から、食、武術、音楽をも射程におさめ、よく生きるための「実践の道」としてのスーフィズムを解説する。 ◆推薦◆ スーフィズムを著者はこう定義する。 「その中心的ストーリーは、 “人は弱く、間違いを犯す存在である。 しかし修行者は師の助けを通じて 人間の精神的完成をひたすら目指す中で、 人間を見捨てず絶えず導こうとしている アッラーの愛に気づく”ことである。」 その修行の体系はまさにわれわれが「道」というものに近い。 ー内田樹(思想家・武道家) ◆目次◆ 序章 イスラーム神秘主義とは何か? 第一章 学問としてのスーフィズム 第二章 師匠と弟子―スーフィズムの学びのネットワーク 第三章 西欧とスーフィー―中東を越えるスーフィズムのネットワーク 第四章 スーフィズムの修行(1)心の型 第五章 スーフィズムの修行(2)心を練り上げる祈祷 第六章 心の境地(1) 第七章 心の境地(2) 第八章 修行者の心構え―ナクシュバンディー教団「十一の言葉」 第九章 五功の心―神・自然・人をつなぐ修行 第十章 心を味わう―修行者の食卓 第十一章 武の心―スーフィーとマーシャル・アーツ 第十二章 心の詩、心の音色、詩と音楽 第十三章 人の心―絶望と希望
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目次 |
【目次】 イスラーム神秘主義とは何か? 学問としてのスーフィズム
師匠と弟子―スーフィズムの学びのネットワーク 西欧とスーフィー―中東を越えるスーフィズムのネットワーク スーフィズムの修行(1)―心の型 スーフィズムの修行(2)―心を練り上げる祈祷 心の境地(1) 心の境地(2) 修行者の心構え―ナクシュバンディー教団「十一の言葉」 五功の心―神・自然・人をつなぐ修行 心を味わう―修行者の食卓 武の心―スーフィーとマーシャル・アーツ 心の詩、心の音色、詩と音楽 人の心―絶望と希望
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