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著者名 |
三宅香帆 |
出版社 |
集英社 |
出版年月 |
2024年04月 |
参考価格 |
¥1,100 |
頁数 |
288p |
ISBN |
978-4-08-721312-6 |
内容 |
【要旨情報】 「大人になってから、読書を楽しめなくなった」「仕事に追われて、趣味が楽しめない」「疲れていると、スマホを見て時間をつぶしてしまう」…そのような悩みを抱えている人は少なくないのではないか。「仕事と趣味が両立できない」という苦しみは、いかにして生まれたのか。自らも兼業での執筆活動をおこなってきた著者が、労働と読書の歴史をひもとき、日本人の「仕事と読書」のあり方の変遷を辿る。そこから明らかになる、日本の労働の問題点とは?すべての本好き・趣味人に向けた渾身の作。
【出版社コメント】 【人類の永遠の悩みに挑む!】「大人になってから、読書を楽しめなくなった」「仕事に追われて、趣味が楽しめない」「疲れていると、スマホを見て時間をつぶしてしまう」……そのような悩みを抱えている人は少なくないのではないか。「仕事と趣味が両立できない」という苦しみは、いかにして生まれたのか。自らも兼業での執筆活動をおこなってきた著者が、労働と読書の歴史をひもとき、日本人の「仕事と読書」のあり方の変遷を辿る。そこから明らかになる、日本の労働の問題点とは? すべての本好き・趣味人に向けた渾身の作。【目次】まえがき 本が読めなかったから、会社をやめました序章 労働と読書は両立しない?第一章 労働を煽る自己啓発書の誕生-明治時代第二章 「教養」が隔てたサラリーマン階級と労働者階級-大正時代第三章 戦前サラリーマンはなぜ「円本」を買ったのか?-昭和戦前・戦中第四章 「ビジネスマン」に読まれたベストセラー-1950~60年代第五章 司馬遼太郎の文庫本を読むサラリーマン-1970年代第六章 女たちのカルチャーセンターとミリオンセラー-1980年代第七章 行動と経済の時代への転換点-1990年代第八章 仕事がアイデンティティになる社会-2000年代第九章 読書は人生の「ノイズ」なのか?-2010年代最終章 「全身全霊」をやめませんかあとがき 働きながら本を読むコツをお伝えします【著者略歴】三宅香帆(みやけかほ)文芸評論家。1994年生まれ。高知県出身。京都大学大学院人間・環境学研究科博士前期課程修了(専門は萬葉集)。著作に『(読んだふりしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法』、『推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない-自分の言葉でつくるオタク文章術-』、『文芸オタクの私が教える バズる文章教室』、『人生を狂わす名著50』など多数。
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目次 |
【目次】 まえがき 本が読めなかったから、会社をやめました 序章 労働と読書は両立しない?
第1章 労働を煽る自己啓発書の誕生―明治時代 第2章 「教養」が隔てたサラリーマン階級と労働者階級―大正時代 第3章 戦前サラリーマンはなぜ「円本」を買ったのか?―昭和戦前・戦中 第4章 「ビジネスマン」に読まれたベストセラー―1950~60年代 第5章 司馬〓太郎の文庫本を読むサラリーマン―1970年代 第6章 女たちのカルチャーセンターとミリオンセラー―1980年代 第7章 行動と経済の時代への転換点―1990年代 第8章 仕事がアイデンティティになる社会―2000年代 第9章 読書は人生の「ノイズ」なのか?―2010年代 最終章 「全身全霊」をやめませんか あとがき 働きながら本を読むコツをお伝えします
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