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ギャラリ−フェイク num8 小学館文庫

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著者名 細野不二彦
出版社 小学館
出版年月 2003年03月
参考価格 ¥639
頁数 312p
ISBN 978-4-09-192668-5
内容 【出版社コメント】
▼第1話/Making of the “raisonne(レゾネ)”▼第2話/からくり奇譚▼第3話/贋作紳士▼第4話/砂漠の大画廊▼第5話/八点鐘▼第6話/バブル再訪▼第7話/萩焼のこころ▼第8話/ダディ ベア▼第9話/伊万里の道(イマリ・ロード)▼第10話/顔のない自画像▼第11話/女神の憂鬱▼第12話/城下の棋士▼第13話/地震観音●主な登場人物/藤田玲司(メトロポリタン美術館の元学芸員で、贋作専門の画廊“ギャラリーフェイク”のオ-ナ-)、サラ・ハリファ(Q首長国の王族の娘で、フジタの秘書)、三田村小夜子(28歳にして高田美術館館長に就任した才女)●あらすじ/ある日、フジタは三田村館長から洋画家・佐江木普三の“レゾネ”編纂への協力を依頼された。レゾネとは画家の「全作品目録」のことで、作品の写真、制作年月日、来歴などが詳しく記載されたもの。欧米に比べ、著しく刊行が遅れているという日本人画家のレゾネを、この機会に定着させたいと意欲を燃やす三田村に対して、フジタの返事は…?(第1話)●本巻の特徴/超一流のキュレーターとしての能力を持ちながら、悪徳稼業に手を染めているフジタのことを、対立しながらも気にかけている三田村館長。なんとか表の世界に復帰させたいと考え、レゾネ作成に参加させたまではよかったけど、そこに思わぬ事態が…!?[Making of the “raisonne”]▼久々に里帰りしたフジタは、従兄に頼まれてお宝鑑定イベントにしぶしぶ出席することに。だが、そこに出された“カニのからくり細工”を気に入って、なんと500万で即買いしてしまう。カニはフジタの大好物。だがこの代物には不吉な言い伝えがあった…?[からくり奇譚] 他、全13話を収録。●その他の登場人物/舟越(高田美術館の新米学芸員。三田村に憧れている)、知念護人(文化庁嘱託。民間にある文化財を国で管理しようと狙う“国宝Gメン”)

目次
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