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著者名 |
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出版社 |
小学館 |
出版年月 |
1999年09月 |
参考価格 |
¥5,123 |
頁数 |
638p |
ISBN |
978-4-09-658064-6 |
内容 |
【要旨情報】 寛文二年(1662)京都大地震のルポルタージュ『かなめいし』。ダメ人間の浮世房をめぐる珍妙な事件録『浮世物語』。廓遊びの極意『たきつけ草・もえくゐ・けしずみ』。名高い和尚の一代記『一休ばなし』。怪異小説の先駆『御伽物語』を収録。
【出版社コメント】 頭注・原文・現代語訳が同一ページ。二色刷北海にすむ翼長三千里(一・二万キロ)の水鳥・大鴻が南極目ざして一日幾千万里を年を重ねて飛んだが、行き着かない。疲れて大木の枝先にとまったところ、枝と見えたのは大海老の髭だった。大鴻の高慢をいましめた大海老が、今度は自分が南極を目ざして漫々たる海へと泳ぎ出したが、明け暮れ急いだもののやはり行き着かず、ある洞穴に入って休んだところ、虚空より大声が響いて、なんと洞穴と見たのは大亀の耳の穴だった。今度は大亀が南極へと向かったが、……今日になっても帰らない。『一休ばなし』ミクロとマクロを問われた一休和尚の、蝸牛角上の争いに次ぐ壮大なたとえ話である。江戸初期、戦乱がようやくおさまると、学問が息を吹き返し、今日まで続く出版文化が花開き始めた。読者の旺盛な知識欲にこたえるため、平易な仮名書きの多様なジャンルの作品群が次々刊行され、全国シェアのベストセラーとなっていった。本巻に収めたのは各分野を代表する作品。京都大震災のドキュメント『かなめいし』、ドロップアウトした男の事件録『浮世物語』、廓遊びの極意『たきつけ草・もえくゐ・けしずみ』、高名な奇僧の一代記『一休ばなし』、怪異小説の先駆け『御伽物語』の5作。
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目次 |
【目次】 かなめいし 浮世物語
一休ばなし たきつけ草・もえくゐ・けしずみ 御伽物語
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ジャンル |
文学・ノンフィクション > 文学 > 文学全集 > 古典文学全集・個人全集
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