著者名 | 山田正紀 |
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出版社 | 東京創元社 |
出版年月 | 2016年10月 |
参考価格 | ¥1,980 |
頁数 | 293p |
ISBN | 978-4-488-01822-1 |
内容 |
【要旨情報】 十六歳のぼくを置いて、母は逝った。研究者だった母は、現政権の思想教育の要となっている宮沢賢治作品―とりわけ『銀河鉄道の夜』を熱心に研究し、政府が否定する「第四次改稿版」の存在を主張していた。遺言に従い、遺灰を携え花巻へ行ったぼくは、ふと気がつくと土砂降りの中、賢治が亡くなった昭和八年九月二十一日の二日前に転移していた。いまなら彼の死を阻止できるかも知れない―その一念で辿り着いた賢治の家でぼくを迎えたのは、早逝したはずの宮沢トシと、彼女の娘「さそり」だった…永遠に改稿され続ける小説、花巻を闊歩する賢治作品の登場人物―時間と物語の枠を超えた傑作長編SF! >> もっと見る
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目次 | |
ジャンル | 文学・ノンフィクション > 文学 > SF・幻想文学 > SF 日本作家 |
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