著者名 | 中井英夫 |
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出版社 | 東京創元社 |
出版年月 | 2000年02月 |
参考価格 | ¥4,400 |
頁数 | 597p |
ISBN | 978-4-488-02362-1 |
内容 |
【要旨情報】 1841年、エドガー・アラン・ポオの「モルグ街の殺人」により幕を上げた近代ミステリーの歴史は、1964年、わが国の一冊の書物によって本質的にその終焉を告げた。スタイルを探偵小説に借りて時代に捧げられた一冊の供物。絶対主義から全体主義、二つの世界大戦、アウシュヴィッツ、広島・長崎を経験した激動の二十世紀は、ステファヌ・マラルメの「世界は一冊の書物に到達するために存在する」という悲願を、本書によって実現したのであろうか…。中井英夫ならぬ塔晶夫畢生の大作『虚無への供物』が、建石修志の衣装を纏い三十六年ぶりに復活する。 |
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ジャンル | 文学・ノンフィクション > 文学 > SF・幻想文学 > 幻想文学・評論 日本作家 |
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