著者名 | 広中一成 |
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出版社 | 星海社 |
出版年月 | 2016年12月 |
参考価格 | ¥968 |
頁数 | 186p |
ISBN | 978-4-06-138607-5 |
内容 |
【要旨情報】 居留民二二五名死亡。見逃された予兆、責任逃れ、プロパガンダ。日中戦争開始から約三週間後の一九三七年七月二九日。北京からほど近い通州で、日本の傀儡政権である冀東政権麾下の中国人部隊「保安隊」が突如反乱を起こした。「通州事件」と呼ばれるこの反乱により、二二五名もの日本人居留民(うち一一一名が朝鮮人)が命を落とした。しかし、通州事件には、未だ多くの疑問が残されている。「反乱はなぜ起きたのか?」「予兆はなかったのか?」「責任は誰が取ったのか?」「事件はどう報道されたのか?」―本書では、これらの疑問に対し、数々の史料を駆使して検討を加える。事件発生から八〇年が経とうとしている今だからこそ、我々は感情的で不毛な議論を排し、実証的見地からその全貌を捉え直さなければならない。 >> もっと見る
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目次 |
【目次】 はじめに 通州事件とは(通州事件の再評価をめぐる論争 「水掛け論」を終わらせるために ほか) >> もっと見る
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ジャンル | 新書 > 教養新書 > 教養新書 > 星海社新書 |
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