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著者名 |
鷲田清一 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
1996年07月 |
参考価格 |
¥968 |
頁数 |
180p |
ISBN |
978-4-06-149315-5 |
内容 |
【要旨情報】 わたしってだれ?じぶんってなに?じぶん固有のものをじぶんの内に求めることを疑い、他者との関係のなかにじぶんの姿を探る。
【e-honおすすめコメント】 わたしってだれ? じぶんってなに? じぶん固有のものをじぶんの内に求めることを疑い、他者との関係のなかにじぶんの姿を探る。
探せばどこかにじぶんはある?――「じぶんらしく」なりたい、じぶんとはいったいどういう存在なのかを確認したいと思って、じぶんのなかを探す。顔がいい? 走りが速い? 計算が速くて正確? 明るい? ……どれをとってもわたしだけに固有のものってありはしない。このような性質や能力はだれもが多かれ少かれもっているものだ。性別や年齢や国籍などというのは、それこそみんながもっている。だから、その1つ1つはだれもがもっているものであるにしても、それらの組み合わせにひとりひとり独自のものがあるのだ、というのは、そのときだれもが思いつく論理である。が、これがじぶんというものの、かけがえのない不二の存在を証しているなどというには、あまりにも貧弱な論理であるのは、だれもが直観的に気づいている。――本書より
【出版社コメント】 <わたし>を一番よくわかっているのは誰かわたし自身にとって自明の<わたし>は、他者の存在を消去した上に成り立つ。他者の他者としての自分という観点から見た時、<わたし>はどんな形をとるかを考察
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目次 |
【目次】 1 爆弾のような問い 2 じぶんの内とじぶんの外
3 じぶんに揺さぶりをかける 4 他者の他者であるということ 5 「顔」を差しだすということ 6 死にものとしての「わたし」
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ジャンル |
新書 > 教養新書 > 教養新書 > 講談社現代新書
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