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著者名 |
菅野覚明 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2004年10月 |
参考価格 |
¥968 |
頁数 |
304p |
ISBN |
978-4-06-149741-2 |
内容 |
【要旨情報】 存亡を懸けて自己を問う。武士道とは大和魂ではない。
【e-honおすすめコメント】 存亡を懸けて自己を問う武士の思想の真髄とは 武士道は大和魂ではない!
●武士道とは何か ●本当の強さとは何か ●生死の場での常識 ●恋か、忠義か ●根本は人を切ること ●あらかじめ死んでおく ●「大和心」の創出
新渡戸武士道の呪縛 そもそも、武士道という言葉が一般に広く知られるようになったのは、明治中期以降のことである。とくに、日清・日露という対外戦争と相前後して、軍人や言論界の中から、盛んに「武士道」の復興を叫ぶ議論が登場してくる。(中略)はっきりいえば、今日流布している武士道論の大半は、明治武士道の断片や焼き直しである。それらは、武士の武士らしさを追究した本来の武士道とは異なり、国家や国民性(明治武士道では、しばしば「武士道」と「大和魂」が同一視される)を問うところの、近代思想の1つなのである。――<本文より>
【出版社コメント】 ブームの武士道の大半は、明治期につくられたものだ。武士道を近代の軍人精神や 国民道徳から解放し、存亡をかけて自己を問うた、本来の武士の思想を再構築する。
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目次 |
【目次】 第1章 武士道とは何か(混乱する武士道概念 武士道の原像
実力稼業の世界) 第2章 勝ちがなければ名は取れぬ(実力とは何か 勝ちがなければ名は取れぬ 朽ちもせぬ空しき名 過激な分別 有るものは有る、無いものは無い) 第3章 主君と家来(頼もしき家来 妻子の一命 恋か、忠義か 諫言は一番槍にまさる) 第4章 一生を見事に暮らす(根本は人を切ること 死の覚悟 武士のたしなみ 我一人の精神) 第5章 明治武士道(軍人精神の成立 『軍人勅諭』 明治武士道 キリスト教と武士)
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ジャンル |
新書 > 教養新書 > 教養新書 > 講談社現代新書
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