著者名 | 檜垣立哉 |
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出版社 | 講談社 |
出版年月 | 2005年01月 |
参考価格 | ¥792 |
頁数 | 234p |
ISBN | 978-4-06-149772-6 |
内容 |
【要旨情報】 西田の哲学の特徴は、彼が同じことをめぐってさまざまな仕方で議論を展開したことにある。さまざまなテーマを経るといっても、それは、原理的に、ひとつの問題をめぐって、接近する方法を執拗に変更していったことにほかならない。ではそこで、西田が論じたひとつの問題とは、率直にいって何であるのか。それは簡単にいえば、「行為」という方向からこの世界に存在する「私」を考えることであるといえる。そしてそのことは、「生成する世界」とは何かという問いと必ず表裏一体をなすことになる。「行為する私」と「生成する世界」、それら両者が結びつく地点に、西田が見てとる「現実」が定位される。生命論としての西田という姿が浮かびあがるのは、こうした視覚からである。そこで、生きているこの私と、生成しゆくこの世界とは何であるのかという、生命を論じる根幹のような主題が開かれていくことになる。 >> もっと見る
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目次 |
【目次】 序章 西田幾多郎とは誰か 第1章 「純粋経験」―「有機体的一者」への希求 >> もっと見る
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ジャンル | 新書 > 教養新書 > 教養新書 > 講談社現代新書 |
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