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著者名 |
加藤博(1949− 東洋史) |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2006年03月 |
参考価格 |
¥770 |
頁数 |
205p |
ISBN |
978-4-06-149832-7 |
内容 |
【要旨情報】 イスラムの「嫌西欧」はどこで生まれたのか。イスラムへの「違和感」の核心にあるものは何か。
【e-honおすすめコメント】 イスラムの<嫌西欧>はどこで生まれたのか。イスラムへの<違和感>の核心にあるものは何か。 この時代は、中東が「近代化」された時代である。と同時に、ヨーロッパ列強に「植民地化」された時代でもある。この時期、イスラム世 界はヨーロッパと本格的に邂逅し、それとの格闘のなかで、自らを近代化するも、結果的には、その支配下に置かれるようになる。この時 代に、中東における「ヨーロッパとイスラム」の原型がつくられた。
【出版社コメント】 イスラムはなぜ近代文明に反発するのか!?近代エジプトの知識人の著作から、非西欧圏の知が近代と出会い、相克し、相対化してゆく過程を読み解き、イスラムの思想と真に対立するものは何かを掬い上げる。
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目次 |
【目次】 序章 なぜイスラム教徒は近代文明に反発するのか?(二〇二五年の逆転 イスラムとキリスト教 ほか)
第1章 邂逅―ジャバルティーの史観(早すぎた「明治維新」 伝統的イスラム知識人・ジャバルティー ほか) 第2章 相克―アリー・ムバーラクの史観(挫折した「鹿鳴館時代」 「近代的」行政官僚・アリー・ムバーラク ほか) 第3章 超克―ムハンマド・アブドゥの史観(エジプト人のためのエジプト 知の巨人・ムハンマド・アブドゥ ほか) 結章 トラウマとしての近代(イスラムは近代に敵対しているか? つくられたトラウマ ほか)
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ジャンル |
新書 > 教養新書 > 教養新書 > 講談社現代新書
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