著者名 | 広津和郎 |
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出版社 | 講談社 |
出版年月 | 1999年03月 |
参考価格 | ¥1,430 |
頁数 | 279p |
ISBN | 978-4-06-197657-3 |
内容 |
【要旨情報】 本郷菊富士ホテルの出逢いで始まったX子との関係は泥沼のような生活を強いた。真杉静枝の誘いで脱出にも似た台湾旅行から起こす下巻は、敗戦の日、八月十五日の感情で終る。戦時下の暗鬱と苦悩のなか、志賀直哉、青野季吉、中野重治らとの交流を通じ、自らの辛い日常、作家たちの風貌を鮮明に描く自伝的文壇回想記。野間文芸賞受賞「年月のあしおと」の続篇。上下二巻完結。 |
目次 |
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