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書籍詳細

坂口安吾と中上健次 講談社文芸文庫

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著者名 柄谷行人
出版社 講談社
出版年月 2006年09月
参考価格 ¥1,650
頁数 412p
ISBN 978-4-06-198452-3
内容 【要旨情報】
日本の怠惰な知性の伝統の中で、「事件」として登場した坂口安吾と中上健次。二人は近代文学の根源へ遡行しつつ、「自然主義」と「物語」の止揚を目指す。安吾は、自らを突き放すような他者性に文学の「ふるさと」を見出し、中上は、構造に還元することなく、歴史の現在性としての「路地」と格闘する。闘う知性としての安吾と中上を論じた74年から95年までの批評を集成した、伊藤整文学賞受賞作。

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目次 【目次】
1 坂口安吾をめぐって(『日本文化私観』論
安吾、理性の狂気
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ジャンル 文庫 > 文芸・総合文庫 > 文芸・総合文庫 > 講談社文芸文庫

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