著者名 | 柄谷行人 |
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出版社 | 講談社 |
出版年月 | 1986年12月 |
参考価格 | ¥1,602 |
頁数 | 213p |
ISBN | 978-4-06-202997-1 |
内容 |
【要旨情報】 柄谷は、コミュニケーション=交換を、共同体(制度)のなかにおいてでなく、共同体と共同体の《間》に見ようとする。すなわち、なんら規則を共有しない《他者》との非対称的な関係に、コミュニケーション=交換の基底を見出している。規則が共有される共同体の内部では、私と他者は対称的な関係にあり、したがって私と他者の対話は、自己対話(モノローグ)にすぎない。柄谷は、これに対して「態度の変更」を敢行する。それは《他者》と向かいあう関係においてものをみることだ。この「態度の変更」は、彼自身のこれまでの仕事に対する転回であると同時に、あらゆる知の領域に転回をせまるだろう。『探究』は、柄谷行人の代表的な仕事となるだろう。 |
目次 |
【目次】 第1章 他者とはなにか 第2章 話す主体 >> もっと見る
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ジャンル | 文学・ノンフィクション > 文学 > 日本文学研究 > 文芸評論・アンソロジー |
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