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著者名 |
重松清 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2001年02月 |
参考価格 |
¥1,760 |
頁数 |
256p |
ISBN |
978-4-06-210140-0 |
内容 |
【要旨情報】 バスジャック、通り魔、てるくはのる、ニュータウン…。ぼくたちの夢と狂気を追った異色のルポルタージュ作品、誕生。
【出版社コメント】 山本周五郎賞作家の異色ノンフィクション。殺人事件の加害者から、リストラされたサラリーマン、デパートがつぶれた街に暮らす家族まで、あなたの「隣人」たちの、語られない言葉、嗅げない匂いを、追う。
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目次 |
【目次】 夜明け前、孤独な犬が街を駆ける―一九九九年九月、残暑厳しい東京・池袋の白昼の繁華街で、通り魔殺人事件は起きた。 nowhere man―ワイドショー、バラエティ…、テレビの画面にかかるモザイクの向こうに何があるのか。
ともだちがほしかったママ―各紙が大きく報じた音羽幼稚園児殺人事件。当初、「お受験」がこの事件を解くキーワードと言われた。 支配されない場所へ―「てるくはのる」―奇妙な記号を遺して、容疑者は自らの生命を絶った。 当世小僧気質―「出家」がブームだという。人は何を“宗教世界”に求めるのか。 桜の森の満開の下にあるものは…―少女監禁事件を追って新潟・柏崎の現場へ。坂口安吾の文庫本をポケットにねじこんで―。 晴れた空、白い雲、憧れのカントリーライフ―青い空と緑の大地。都会人の多くは「田舎暮らし」に憧れる…。 寂しからずや、「君」なき君―二〇〇〇年五月に起きた、バスジャック事件の犯人も十七歳だった。「十七歳」は危険な年齢と言われているが。 「街は、いますぐ劇場になりたがっている」と寺山修司は言った―和歌山ヒ素カレー事件の主役の家は、解体の日も人垣ができて…。 熱い言葉、冷たい言葉―カルロス・ゴーンの号令一下、日産自動車村山工場が閉鎖される。従業員の暮らしは、家族は、どうなるのか。 年老いた近未来都市―デパートが撤退するニュータウン。アウトレット・モールがオープンするニュータウン。あなたはそこに暮らしつづけますか。 AIBOは東京タワーの夢を見るか―大ブームとなった“犬型ペットロボット”。彼もまた、ぼくたちの新しい「隣人」だ。
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ジャンル |
文学・ノンフィクション > 文学 > 日本作家 小説・エッセイ > 日本文学 男性作家
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