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著者名 |
山田規畝子 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2004年02月 |
参考価格 |
¥1,760 |
頁数 |
258p |
ISBN |
978-4-06-212268-9 |
内容 |
【要旨情報】 三度の脳出血、その後の後遺症と闘う医師の生き方。
【e-honおすすめコメント】 「からっぽになった脳」を少しずつ埋めていく「成長のし直し」の記録! 3度の脳出血、その後遺症と闘う医師の生き方! 靴のつま先とかかとを逆に履こうとする。食事中、持っていた皿をスープ皿の中に置いてしまう。和式の便器に足を突っ込む……。なぜこんな失敗をしでかすのか、自分でもさっぱりわからなかった。
「何やってんだろう、私」 そう。高次脳機能障害の本当のつらさがここにある。おかしな自分がわかるからつらい。知能の低下はひどくないので、自分の失敗がわかる。失敗したとき、人が何を言っているかもわかる。だから悲しい。いっこうにしゃんとしてくれない頭にイライラする。度重なるミスに、われながらあきれるわ、へこむわ、まったく自分が自分でいやになる。――(第3章より抜粋)
本書は医学的にも稀有な、貴重な記録である。 本書の内省の対象は、自分自身の心の障害である。壊れた脳が作り出す、自分の心のほころびについて率直に語っている。言うまでもないことだが、心という現象は主観的なものであり、本人以外には経験できない。(中略)自分がどういう状態にあり、どんな手助けをしてほしいのかなどということを周囲に教えてくれるわけではない。本人自身が薄闇の中にあり、そんなことはできないのである。その薄闇にある自分の障害と向き合い、その内容を教えてくれるのが本書である。 ――神戸学院大学人文学部教授 山鳥重 「解説」より抜粋
【出版社商品紹介】 私の脳は左脳と頭頂葉の一部が壊れている。だから遠近感がない、服がうまく着られない。脳卒中後の脳が見る世界を赤裸々につづり、医者として分析した貴重な記録。
【出版社コメント】 脳を病んでも知能も心も壊れていない! 私の脳は左脳と頭頂葉の一部が壊れている。だから遠近感がない、服がうまく着られない。脳卒中後の脳が見る世界を赤裸々に綴り、医者として分析した貴重な記録。
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目次 |
【目次】 序章 壊れた脳の中、教えます 第1章 私は奇想天外な世界の住人
第2章 脳に潜んでいた病気の芽 第3章 病気を科学してみたら 第4章 あわや植物人間 第5章 世界はどこもバリアだらけ 第6章 普通の暮らしが最高のリハビリ
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ジャンル |
社会学 > 社会福祉 > 障害者福祉 > 障害者の手記
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