【e-honおすすめコメント】
フジサンケイの歴史は、「乗っ取り」の歴史でもある。堀江貴文に狙われた日枝久自身が、かつてクーデターを企てた首謀者だった―。ついに明らかになる株式支配の真相。「ライブドア騒動の決定版」圧巻ノンフィクション、満を持して登場！

【出版社商品紹介】
フジテレビ、産経新聞、ニッポン放送を擁するフジ・サンケイ・グループ。前代未聞のクーデターで失脚した鹿内宏明は株を握って反撃に出る。内紛と密約の興亡史。

【文学賞情報】
2005年27回講談社ノンフィクション賞（第４１回より賞名変更）受賞
2005年4回新潮ドキュメント賞受賞

第５章　華麗なる一族―後継者・鹿内春雄（離反した「学友」／「お祖師さま」を崇拝
鹿内家の株が激増したカラクリ　ほか）
第６章　改革者―鹿内宏明の試み（狙われたテレビ朝日
ヴァージン・ミュージックに資本参加　ほか）
第７章　宿命―フジサンケイグループの抱える闇（巨額横領事件／販売局の裏金
隠蔽するか、否か／宏明の下した処分　ほか）
エピローグ（宏明の犯した致命的なミス
「上場」に内在する危険　ほか）