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著者名 |
西村賢太 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2006年01月 |
参考価格 |
¥1,650 |
頁数 |
211p |
ISBN |
978-4-06-213306-7 |
内容 |
【e-honおすすめコメント】 第134回芥川賞候補作品。 話題沸騰・衝撃の文学!
久世光彦氏評(「週刊新潮」05年9月22日号) 西村賢太という人の「どうで死ぬ身の一踊り」という小説を読んだ。凄い小説だった。私の体の揺れが止まらないのは、この小説の後遺症もあるのかもしれない。……貧困に喘ぎ、同棲している女に暴力を揮(ふる)い、愛想を尽かした女が逃げ出すと、その前に土下座して涙を零(こぼ)して復縁を哀願する――西村のその姿は「根津権現裏」の藤澤清造に瓜二つである。つまり、西村は<現代>の実人生で、藤澤と同一化しようとしているとしか思えない。西村の文学は、身も世もなく悶える文学であり、その魂の姿勢は、いまは忘れ去られた<文芸の核>なのではないかと思われる。……何はともあれ、欺されたと思って読んでもらいたい。あまりに暗くて、惨めで、だから可笑しくて、稲光が目の前に閃く。
【出版社コメント】 ああ、なんて暗くて酷い人生なんだろう。 酒とDV=一緒に住んでいる女への暴力。最低でも毎日息をすって吐いて希望はある。大正期の作家・藤澤清造と文学への思い。引くに引けぬ人生を描く小説集。
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目次 |
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ジャンル |
文学・ノンフィクション > 文学 > 日本作家 小説・エッセイ > 日本文学 男性作家
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