【e-honおすすめコメント】
少年の強い祈りが“奇跡の3ヵ月”を生んだ。
他人（ひと）の幸せを願いながら逝った少年との交流を描く、感動の私小説。

いつかそのことをわが子に伝えよう。死の間際に追い込まれながら、お母さんの足を真っ先に心配してくれた10歳の少年がいたんだ。凄いだろう。勇気って、優しさってそういうものなんだ。――＜「誕生」より＞

少年との出会いから始まり、ひとつの命の誕生で終わる、実話をもとに描く感涙の作品集。


【出版社商品紹介】
人の生と死を真摯に見つめた感動の私小説。名プロデューサーとの交流とその死を見つめた「故郷」他、全４編の感動作。

【出版社コメント】
人の生と死を真摯に見つめた感動の私小説。不治の病に冒されながらも、自らのことより作家の妻の健康を気づかう「優しい子よ」、名プロデューサーとの交流とその死を見つめた「故郷」他、全４編の感動作。