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著者名 |
佐々木俊尚 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2007年08月 |
参考価格 |
¥1,760 |
頁数 |
286p |
ISBN |
978-4-06-213659-4 |
内容 |
【要旨情報】 大新聞・巨大メディアの没落、ネット右翼と左翼の対立、ミクシィ的人間関係、出会い系、ブログ炎上と終わりなき論争―。『グーグルGoogle』『次世代ウェブ』の著者が、日本を根幹から変えはじめたネット社会の真実を明かす。
【e-honおすすめコメント】 ネット社会を通して見る、人と社会の大変革――インターネットはリアルな世界に多大な影響を与えて来た。その変化の歴史と、ネットによって再構築されつつある社会と人間関係を解き明かす、画期的ネット社会論 。
【出版社商品紹介】 インターネットはリアルな世界に多大な影響を与えてきた。その変化の歴史と、ネットによって再構築されつつある社会と人間関係を解き明かす。
【出版社コメント】 大新聞・巨大メディアの没落、ネット右翼と左翼の対立、ミクシィ的人間関係、出会い系、ブログ炎上と終わりなき論争――。ベストセラー『グーグルGoogle』、『次世代ウェブ』の著者が、日本を根幹から変えはじめたネット社会の真実が明かす!いまマスメディアは、インターネットに怯えている。なぜならインターネットが、言論の徹底したフラット化をもたらしているからだ。それは「誰が言ったか」ではなく「何を言ったか」が問われる世界。肩書や組織や権威に関係なく、個人個人が自らの世界観と論理によってタブーなき言論を展開する生々しい世界だ。さらにインターネットの影響力は拡大し、人間関係の成り立ちそのものをも組み替えようとしている。インターネットの世界では、人間関係は永続的に固定されない。フィクスな関係ではなく、アドホックな関係がそこにある。そこでのコミュニケーションは、ひとつの結論に行き着くのを拒むように、つねに攪拌され、ダイレクトに批判され、果てしなき論争がくり返される。戦後の日本社会が安心と隷従に覆いつくされた”同心円的共同体”だったならば、それにとって替わろうとしているインターネットの世界は、”異心円”である。どこにも中心は存在せず、人々は浮遊しつづける。こうした厳しくまったく新しい世界で、人はどうやって生きていったらよいのか――。 さらに、フラット革命は、大きな問題を突きつけてくる。この権威が消滅し浮遊する社会において、これまで巨大マスメディアなどの権威が担保していた<公共性>は、どこに向かうのだろうか――。本書は、インターネットが推し進めるフラット革命の全貌と、フラット化が生み出した新たな難問を膨大な取材によって解き明かし、未来への展望を切りひらく、類まれなる野心作である。
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目次 |
【目次】 第1章 フラット化するマスメディア(列車事故を撮影した市民への批判 連載『ネット君臨』 ほか)
第2章 よるべなく漂流する人たち(瑞穂さんの物語 転落する人生 ほか) 第3章 組み替えられる人間関係(三島由紀夫『鏡子の家』 インターネットのクオリア ほか) 第4章 公共性をだれが保証するのか(加藤紘一の絶望 西和彦の嘆き ほか)
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ジャンル |
社会学 > メディア > メディア論 > 情報社会論・ネットメディア
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