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著者名 |
西岡研介 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2007年06月 |
参考価格 |
¥1,760 |
頁数 |
354, |
ISBN |
978-4-06-214004-1 |
内容 |
【要旨情報】 謎に包まれた非合法集団とJR東日本の抜き差しならぬ関係。取材をすれば、巨大な暴力が牙を剥く。日本社会最大の禁忌に斬り込む超弩級のノンフィクション。
【出版社コメント】 平成ニッポンに残された最大・最後のタブー「JR革マル派問題」。なぜ、世界最大 級の公共交通機関は革マル派に支配されたのか。盗聴、窃盗、内ゲバ殺人を繰り返 し、警察ですら容易に手出しできない犯罪組織の実情に迫る驚愕のノンフィクショ ン。本著は、週刊現代誌上で06年7月から計24回に渡って連載され大反響を呼んだ「テロリストに乗っ取られたJR東日本の真実」の原稿をベースに、情報を追加取材のうえ大幅加筆したものだ。〈まるで多足類生物のごとく、熱帯地域の河口の泥地に根を張りめぐらせる「マング ローブ」。そのマングローブの根のように、配下の革マル派組合活動家を、JRの 隅々まで浸透させてやるーー。革マル派秘密組織につけられたコードネームからは、 そんな目論見が透けて見えるようだ。〉(本文より)「JR東日本に巣くう妖怪」と呼ばれた男・松崎明氏(71歳)。松崎氏はJR東労 組の絶対権力者であり、革マル派最高幹部と言われている。信じがたいことだが、JR東日本は、人事権、経営権、設備投資権といった企業経営の根幹まで松崎氏に握ら れてしまっていた。1994年6月、『週刊文春』がその歪な労使関係を指摘したと ころ、JR東日本は管内にあるキヨスクでの販売拒否という前代未聞の言論弾圧に乗 り出した。以来、松崎氏を批判する報道は封じ込められた。松崎明氏とは何者なのか。本著はその人物像を多角的な視点で活写している。本書は、日本社会が抱える矛盾の構造を描ききった傑作ノンフィクションである。
【文学賞情報】 2008年30回講談社ノンフィクション賞(第41回より賞名変更)受賞
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目次 |
【目次】 第1章 妖怪と呼ばれた男 第2章 異常な労使
第3章 底なしの腐敗 第4章 侵蝕の原点 第5章 恐るべき「革マル支配」 第6章 摘発「非公然アジト」 第7章 未曾有の言論弾圧 第8章 「コウノトリ」と呼ばれた男 第9章 捜査の再開―埋められはじめた「妖怪」の外堀 インタビュー
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ジャンル |
社会学 > 社会学 > 社会問題各論 > 事件・犯罪・ドラッグ
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