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著者名 |
堀田純司 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2008年07月 |
参考価格 |
¥1,540 |
頁数 |
190p |
ISBN |
978-4-06-214786-6 |
内容 |
【要旨情報】 今まで誰も知らなかった「人」が見えてきた。ロボット工学は、未来の夢を追いかけるロマンティックな分野ではない。それは「人間をテクノロジーでつくり出す」という究極の目標のもと、身体や意識の工学モデルを構築するという、他分野とはまったく異なるアプローチで人間を理解するライブな学問なのだ。その知識は、我々の常識をゆさぶり、新しい人間観を突きつける。
【e-honおすすめコメント】 人か、ロボットか、それが問題だ!ロボットを作るとは「私」を機械で作ることではないのか。ロボット工学の進歩により、ロボットは人間より「人間らしく」なる!残った「人間らしさ」の秘密とは?
【出版社商品紹介】 ロボットを作るとは「私」を作ることではないのか。ロボット工学の進歩により、ロボットは人間より「人間らしく」なる。残った「人間らしさ」の秘密とは。
【出版社コメント】 意識とはなにか。人間らしさの原理とはなにか。ヒューマノイドが人につきつける、新たな知識を知りたくはないか。対象を理解するための方法は、観察し分析するだけでは実はない。その対象を「自分でつくって、確認する」というアプローチもあるのだ。ロボット工学ではまさにこの方法をとり、「人間をテクノロジーで再現する」という究極の目標のもと、身体や意識の工学モデルを手に入れようと日々、挑戦している。そしてその成果は、従来の「人間についての常識」を揺さぶっているのだ。ロボット工学とは未来の夢を追いかけるロマンティックな学問ではなく日々、人間について新たな知見を提起するライブな分野なのである。本書は、ロボット工学を究極の人間理解ととらえ哲学、脳科学、認知心理学にもおよぶ領域を踏まえながら松原仁(公立はこだて未来大学)、石黒浩(大阪大学)、中田亨(デジタルヒューマン研究センター)、前野隆司(慶應義塾大学)、吉田和夫(慶應義塾大学)、高西淳夫(早稲田大学)ら、世界最先端を歩む日本のロボット工学者の研究に肉薄。ヒューマノイドが人に問いかけるミステリーを伝える。 『萌え萌えジャパン』で日本のオタク文化を掘り下げた著者が挑むヒューマノイドの世界。今度はロボットだ!!
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目次 |
【目次】 まえがき 自分と同じものをつくりたい業 第1章 哲学の子と科学の子 「アトムを実現する方法はひとつしかない」―松原仁・公立はこだて未来大学教授が語る未来
第2章 人間は肉体を解放するのがはやすぎた 「知能は主観的な現象である」―石黒浩・大阪大学教授のアンドロイドサイエンス 第3章 記号論理では、思考を再現できない 「芸術理論をロボットに適用する」―デジタルヒューマン研究センター・中田亨博士の試み 第4章 意識を、機械で実現するモデル 「触覚から脳のモデルへ」―前野隆司・慶應義塾大学教授の受動意識仮説 第5章 知能化から生命化へ 「システム生命」―吉田和夫・慶應義塾大学教授の設計論 第6章 無限への挑戦、人間のすべてを定量化する 「情動の方程式」―高西淳夫・早稲田大学教授の道 最終章 ロボットが見せる未来 「人とロボットに区別の意味がなくなる」―人間とテクノロジーの豊かな未来へ 追補 日本人とからくりそしてあとがき
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ジャンル |
工学書 > 機械 > ロボット工学 > ロボット
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