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著者名 |
角岡伸彦 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2009年04月 |
参考価格 |
¥1,870 |
頁数 |
335p |
ISBN |
978-4-06-215024-8 |
内容 |
【要旨情報】 「恋愛・結婚・就職」差別の実態から、部落解放運動の未来、同和対策事業とヤクザの関係まで笑いあり、怒りあり。ホンネで語る「差別」の現在。
【e-honおすすめコメント】 被差別部落問題を深く深く知りたいあなたへ被差別部落問題は、一つの切り口で語れるものではない。同和行政の欺瞞、「えせ同和」問題、被差別意識のない若者。出身者の筆者がすべてを冷静にとらえ、書く。
【出版社商品紹介】 被差別部落問題は、1つの切り口で語れるものではない。同和行政の欺瞞、被差別意識のない若者。出身者の筆者がすべてを冷静にとらえ、書く。
【出版社コメント】 「差別の真相」、どこまで知ってますか?同和対策事業の変遷、潜在する「身元調査」、いまだに残る「恋愛・結婚・就職」差別の実態。奇しくもこの10年余は、解放運動の明と暗が浮き彫りになった期間であった━━。被差別部落に生まれ育ち大学卒業後、地方紙の記者などを経てフリーライターになった著者よる「差別」の現場のルポ。雑誌などに発表した原稿を加筆・修正して単行本にまとめました。●部落問題とは何なのか 部落差別は大きく変わった。一般的に、若い世代の人は部落問題の知識があまりない。だから、著者は昔のように部落差別の実態を執拗に訴えることに違和感を持っている。しかし、人は時には得体の知れないものに惑わされることがある。たとえば、心霊スポットなどに代表される怪奇現象のように。気になる人はとことん気になるが、気ならない人はまったく無関心。その心理は部落差別と近いのではないか──。本書では、差別の本質的な問題を考察したエッセイを多数収録しました。●ルポ 部落の現場から 阪神淡路大震災では被差別部落でも大きな被害とたくさんの犠牲者が出た。当時、被災者となったマイノリティ(在日韓国・朝鮮人や障害者など)には取材陣が殺到したが、部落問題と震災の現場を報じたメディアはほとんど皆無だった。なぜマスコミはこの問題を黙殺したのか、そして震災当時、被差別部落では何が起きていたのか。著者がその現場をルポした。 その他、被差別部落が外国人をどう受け入れた(あるいは排除したか)、その姿を描いたルポなども掲載しました。 ●小西邦彦被告インタビュー 元暴力団組員にして、部落解放同盟支部長、社会福祉法人の理事長も務めていた小西邦彦が逮捕されたのは06年5月のことだった。容疑は業務上横領。マスコミは犯罪と同和行政の関係をこぞって報道したが、この事件はそれほど単純なものではなかった──。小西被告が著者だけに見せた「素顔」は読み応え充分。
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目次 |
【目次】 第1章 エッセイ 第2章 わたしと部落
第3章 被差別部落の青春群像 第4章 ルポ部落の現場から 第5章 危ういマスコミ 第6章 「同和」に巣くう悪人たち 第7章 飛鳥会事件の深淵 第8章 『同和利権の真相』の深層
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ジャンル |
社会学 > 社会学 > 社会問題各論 > 部落問題
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