実際の店頭在庫とは異なることがございます。ご来店の際は事前にお電話にてお問い合わせください。
著者名 |
玄侑宗久 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2009年10月 |
参考価格 |
¥1,870 |
頁数 |
277p |
ISBN |
978-4-06-215259-4 |
内容 |
【要旨情報】 妻は三つの「わたし」を生きていた。交叉する人格に対峙する、夫と医師。それぞれの「わたし」という物語はいかに紡がれたのか?幾つもの人格が解離し、しかも同居する心。日本でも増えつつある解離性同一性障害という心の病いに、文学は救いの手を差し伸べられるのか?記憶と意識、情念と無意識の深い闇に挑んだ畢生の傑作。
【e-honおすすめコメント】 原因不明な妻の異変に悩む夫。知らない顔が現れる妻は解離性同一性障害(DID)の別性格と診断される。主治医が妻の過去を遡及してわかる精神の物語。
【出版社商品紹介】 知らない顔が現れる妻は解離性同一性障害(DID)の別性格と診断される。主治医が妻の過去を遡及してわかる精神の物語。
【出版社コメント】 妻は三つの「わたし」を生きていた。交叉する三つの人格に対峙する、夫と医師。それぞれの「わたし」という物語はいかに紡がれ、いかに統合されていくのか?幾つもの人格が解離し、しかも同居する精神―日本でも増えつつある「解離性同一性障害」という心の病いをテーマに挑んだ、僧侶にして芥川賞作家の最高傑作小説。記憶と意識、情念と無意識の狭間を行き交う人間の心の不思議に、文学は救いの手を差し伸べられるのか?「この病気の方に実際にお会いした印象は今でも忘れられない。そして、知れば知るほど、あまりに文学的な病いであることに驚嘆した。無意識に『わたし』の都合でまとめられる人格と、そこからはみだし解離していく『わたし』たちの物語を、私は何年かかっても書きたいと思った。現代は解離の時代である」 ―玄侑宗久 「阿修羅像を多重人格として読み替える美しくも大胆な試み。小説家の想像力がまたひとつ『解離』の扉を開けた」 ―斎藤環(精神科医)
>> もっと見る
<< 閉じる
|
目次 |
|
ジャンル |
文学・ノンフィクション > 文学 > 日本作家 小説・エッセイ > 日本文学 男性作家
|
※e-honは、株式会社トーハンが運営するオンライン書店です。
インターネットで注文した書籍を、宅配または三省堂書店の各店舗で受け取れます。
ご利用にあたっては、e-hon会員登録が必要です。