実際の店頭在庫とは異なることがございます。ご来店の際は事前にお電話にてお問い合わせください。
著者名 |
星野眞三雄 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2009年09月 |
参考価格 |
¥2,090 |
頁数 |
333p |
ISBN |
978-4-06-215625-7 |
内容 |
【要旨情報】 「1000円高速」にダマされるな!甘い需要予測で不採算道路を日本中に建設し、「民営化」を偽装して権力拡大を続ける国交省と道路族議員。自民党的権力の源泉「土建王国」を民主党は壊せるか?「小泉改革」の民営化論議を現場で追い、内部資料に新たな光を当てたジャーナリストが告発する、驚くべき権力構造の実態。
【e-honおすすめコメント】 小泉劇場の大舞台の一つ、道路公団民営化推進委員会から5年。妥協の産物で残った道路利権が今また甦った。道路行政の悪弊が日本にもたらす害悪を克明に告発!
【出版社商品紹介】 道路公団民営化推進委員会から5年。妥協の産物で残った道路利権が今また甦る。道路行政の悪弊が日本にもたらす害悪を克明に告発。
【出版社コメント】 民主党にも道路族がいる!「道路」を突破口に、官僚支配の本当の恐怖、改革ができない本当の理由を、まざまざと描き出した傑作誕生。「1000円高速」にも「高速無料化」にもダマされるな! 甘い需要予測で不採算道路を日本中に建設し、「民営化」を偽装して権力拡大を続ける国交省と道路族議員。自民党的権力の源泉「土建王国」を民主党は壊せるか? 「小泉改革」の民営化論議をリアルタイムで追い、国交省と道路公団の内部資料に新たな光を当てたジャーナリストが告発する、驚くべき権力構造の実態。道路建設を求める「政官業」の構造は、地方のすみずみまで重層的につくりあげられ、からみあった糸のようになっている。ある特定の人物が「道路」を絶対的に制しているわけではない。その権力構造は闇につつまれ、「聖域」となり、手を突っ込もうとしてもはね返されてきた。「道路」という存在そのものが「権力」となり、日本を「独裁」しているのだ。「自民党的なもの」と「官僚支配」に変革が求められたのは、今回の政権交代が初めてではない。1993年の細川政権、そして2001年の小泉政権の発足は、いずれもその打破を期待されたものだった。しかし、8年ごとに風を吹かせた国民の期待は、失望に変わった。道路公団や道路特定財源は20年前から「改革」が叫ばれ、両政権も取り組もうとしたが、改革は葬り去られた。もう同じ過ちを繰り返してはならない。「道路独裁」を生んだ「自民党的なこの国のかたち」を民主党は壊せるのか。それが今、問われている。――<本書より>
>> もっと見る
<< 閉じる
|
目次 |
【目次】 第1部 道路の厚い岩盤―巻き戻された時計の針(高速道路「どこまで行っても1000円」は問題だらけ 車が減っても道路はどんどん造られる
幻と消えた「一般財源化」 ガソリン国会―自民vs.民主) 第2部 道路公団民営化の「七人の侍」(決戦前夜 民営化推進委という名の戦場 真夏の決闘 官僚支配の深い闇 「5人組」のクーデター) 第3部 それぞれの「わが闘争」(王国の崩壊―藤井治芳公団総裁の場合 「変人」の変心―小泉純一郎首相の場合1 作家の権力―猪瀬直樹委員の場合 「小泉改革」の罪と罰―小泉純一郎首相の場合2)
>> もっと見る
<< 閉じる
|
ジャンル |
政治 > 日本の行政 > 日本の行政 > 内閣・中央省庁 民営化
|
※e-honは、株式会社トーハンが運営するオンライン書店です。
インターネットで注文した書籍を、宅配または三省堂書店の各店舗で受け取れます。
ご利用にあたっては、e-hon会員登録が必要です。