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著者名 |
阿部和重 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2010年03月 |
参考価格 |
¥2,090 |
頁数 |
667p |
ISBN |
978-4-06-216116-9 |
内容 |
【要旨情報】 「若木山の裏手には、魔術師の一家が暮らしている―」。田舎町の書店主・石川は、とあるキッカケから町の外れに住む魔術師一家と噂される人々と接触する。その名は菖蒲家。謎に包まれた一族の秘密を探るべく、石川は菖蒲四姉妹の次女・あおばにインタビューを敢行するのだが…。そこで語られ始めたのは、一族の間で千年以上も継承された秘術にまつわる、目眩めく壮大な歴史だった。史実の闇に葬り去られた神の町の盛衰とともに明かされていく一子相伝「アヤメメソッド」の正体と、一族の忌まわしき宿命。そして秘術の継承者である末娘・みずきが引き起こしてしまった取り返しのつかない過ちとは一体―?やがて物語は二〇〇五年の夏に起こった血の日曜日事件の隠された真相を暴きだしてゆく…。読むものをあらゆる未知へと誘う、分類不能の傑作巨篇。
【e-honおすすめコメント】 傑作『シンセミア』を凌ぐ阿部和重の金字塔 「神の町」に住む魔術師の一族が、千年以上も継承した“秘術”とは? 明かされる一族の呪縛はやがて日常へ侵蝕し、醒めない悪夢を引き起こす。
【出版社商品紹介】 「神の町」に住む魔術師の一族が、1000年以上も継承した“秘術”とは。明かされる一族の呪縛はやがて日常へ侵蝕し、醒めない悪夢を引き起こす。
【出版社コメント】 荒廃していく世界の片隅で、少女は奇跡を起こせるか!?「神の町」に住まう哀しき一族をめぐる大サーガ、開幕!「若木(おさなぎ)山の裏手には、魔術師の一家が暮らしている――」田舎町で書店を営む石川は、あるキッカケから、町の外れに住む“魔術師一家”と噂される人々 に接触する。その名は菖蒲(あやめ)家。謎に包まれた一族の秘密を探るべく、石川は四姉妹の次女・あおばにインタビューを敢行するのだが……。そこで語られ始めたのは、一族の間で千年以上も受け継がれた“秘術”にまつわる目眩めく壮大な歴史だった。史実の闇に葬り去られた「神の町」の盛衰とともに明かされていく「アヤメメソッド」の正体と、一族の忌まわしき宿命とは。そして秘術の後継者である末娘・みずきが引き起こしてしまった取り返しのつかない過ちとは 一体――?やがて物語は二〇〇五年夏に起きた“血の日曜日事件”の隠された真実を暴き出してゆく……! 箱庭的ユートピアを思わせる幻想的な冒頭 から、不穏な緊張感で急展開を迎える終盤、思いもかけないラストまで、まさに著者頂点をきわめる3年ぶり傑作巨編!
【文学賞情報】 2010年46回谷崎潤一郎賞受賞
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目次 |
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ジャンル |
文学・ノンフィクション > 文学 > 日本作家 小説・エッセイ > 日本文学 男性作家
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