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著者名 |
長谷川幸洋 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2010年05月 |
参考価格 |
¥1,760 |
頁数 |
234p |
ISBN |
978-4-06-216159-6 |
内容 |
【要旨情報】 どうして、こんな事態になってしまったのか。鳩山政権は次第に財務省をはじめとする霞が関に取り込まれていった。閣僚や政務三役、民主党議員、政権中枢で働く官僚、野党議員たちの話を聞きながら、私はそう思った。ただ、そのプロセスは単純な一本道であったわけではない。ときには閣僚が官僚に怒鳴り声を上げ、逆に政権のど真ん中にいる官僚が私に政権に対する怒りと怨嗟の声をぶつけたこともある―。著者の身辺で起きた連続ミステリー、謎解きで見えた民主党豹変の真相。
【e-honおすすめコメント】 財務省の離反を芽に起きるニッポン大再編!財務省と官邸で起こる連続ミステリー。謎解きで見えてきた「まさか」の事態。『官僚との死闘七〇〇日』『日本国の正体』の著者が政権崩壊と次の時代を描き出す。
【出版社商品紹介】 財務省の離反を芽に起きるニッポン大再編。謎解きで見えてきた「まさか」の事態。『官僚との死闘七〇〇日』の著者が政権崩壊と次の時代を描き出す。
【出版社コメント】 「いいか、奴らに鳩山政権を守る気などない。敵だよ」クリスマスの晩、“異変”は静かに始まった。著者の身辺で次々と起きた不可思議な事件、その謎解きで見えた民主党豹変の真相。与野党激突の舞台をしつらえ、政治家を争わせて操る人々が、日本の中枢を支配している――!ベストセラー『官僚との死闘七〇〇日』、山本七平賞受賞『日本国の正体』の長谷川幸洋氏待望の新作。鳩山政権はなぜこんなに早く、こんなに大きく失墜したのか。「これは私自身が手触りの取材で感じた鳩山政権論である。政治家、官僚、メディアの現場感や本音にこだわった」(はじめに)とあるように、著者自身も本書の登場人物となり、実名を挙げてリアルに「鳩山官邸の敗北」を活写する傑作政治ドキュメントです!第一章 官邸連続ミステリー●財務官僚が議論にヤジ●事業仕分けの功績者を邪魔者扱い●菅直人の怒声「フジイの辞表をもってこい」●官邸をないがしろにした財務省人事第二章 民主党抱き込み工作●財務省のゲームプランにはまる●霞が関の利権を財務省の利権に組み替え●国家戦略室の法的根拠は「どうぞ総理のご勝手に」●内閣総務官室が書いた驚くべき法案第三章 ドーナツ化する政権●財務省お得意の「ヘトヘト」作戦●藤井財務相辞任の背景●政策決定の主導権を市場に委ねる邪道●マニフェストと閣議決定の板挟み第四章 操縦されるマスメディア●一回の電話で亀井に押し切られた鳩山首相●勝主計局長が激怒●国税と検察はスキャンダルを知っていた●司法記者を検察のポチに仕立てる四重基準第五章 財政と天下りを分けるな●民主党の成長戦略は専務理事政策の典型●増税より公務員給与の削減が先●財政危機と天下り問題は表裏一体●総理大臣が小沢の代理人はせがわ・ゆきひろ 東京新聞・中日新聞論説委員。慶應義塾大学経済学部卒業後、中日新聞社に入社、ブリュッセル支局長などを経て現在に至る。ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)で国際公共政策修士。財政制度等審議会臨時委員、政府税制調査会委員などを歴任。
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目次 |
【目次】 第1章 官邸連続ミステリー 第2章 民主党抱き込み工作
第3章 ドーナツ化する政権 第4章 操縦されるマスメディア 第5章 財政と天下りを分けるな 終章 新たな政界再編の幕が上がる
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ジャンル |
政治 > 日本の政治 > 日本の政治 > 現代日本政治論・読み物
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