実際の店頭在庫とは異なることがございます。ご来店の際は事前にお電話にてお問い合わせください。
著者名 |
本城直季 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2010年06月 |
参考価格 |
¥3,080 |
頁数 |
1冊(ペ |
ISBN |
978-4-06-216171-8 |
内容 |
【要旨情報】 本城直季meets宝塚歌劇団。完璧に作られた宝塚の舞台は、いつシャッターを切っても「決定的瞬間」を捉えている。
【e-honおすすめコメント】 お人形がくるくる回る宝箱のような写真集 美しい宝塚歌劇団の舞台が、まるでミニチュアのように収まった宝箱のような写真集。木村伊兵衛賞を受賞した写真家・本城直季、待望の新作です。
【出版社商品紹介】 美しい宝塚歌劇団の舞台が、まるでミニチュアのように収まった宝箱のような写真集。
【出版社コメント】 宝塚歌劇団95周年を迎えた'09年に上演され公演を収録。「トレジャーボックス」撮影ノート宝塚はいつも「決定的瞬間」で満ちあふれている。文・本城直季宝塚の舞台は大がかりなセットが巧みに仕掛けられ、次から次へと絶え間なく変わる。そして、色艶やかな衣装は豪華絢爛な舞台をよりいっそう引き立てている。特に、舞台後半の演目「レビュー」と呼ばれるダンスシーンは圧巻で、輝かしい電飾に、カラフルな照明が色を添えて、これ以上ないというくらいの華やかさで光り輝く。観客席から見る舞台はまるでドールハウスを覗き込んだような世界で、踊っている姿はきらきらと光る宝石箱の中のオルゴール人形を見ているようである。僕の撮影スタイルはもちろん宝塚のスターにも焦点を当てているが、舞台全体も撮影している。僕が感じた宝塚の面白さは「演出」「照明」「舞台」「演技」「衣装」それらすべての装飾的な華やかさだ。観客席から4×5インチの大判サイズの板状のフィルムで1枚1枚撮影することによって、これまでのトップスターを中心とするポートレイト主体の宝塚とは異なった、もうひとつの宝塚を表現することになった。暗幕のなかでピントグラスを覗き、ピントの合う範囲を定め、シャッタースピードを決め、露出を計り、ピントグラスの蓋を閉じてフィルムを差し込み、シャッターを切る。大判サイズのカメラではシャッターを切る瞬間、カメラに写り込んでいる映像を見ながら撮影することができないため、カメラの脇から目視してシャッターを切る。そもそも僕が使用しているカメラは「決定的瞬間」を狙うようには設計されていない。幕が開いたら最後まで片時も止まることなくエンディングに向かって進行する舞台を撮することは、僕が使っているカメラの特性上とても難しい作業だ。しかし完璧に作られた宝塚の舞台は、「決定的瞬間」という言葉とは関係なく、いつシャッターを切ったとしても「決定的瞬間」を捉えている。
>> もっと見る
<< 閉じる
|
目次 |
|
ジャンル |
芸術・芸能 > 演劇 > ミュージカル > ミュージカル・宝塚
|
※e-honは、株式会社トーハンが運営するオンライン書店です。
インターネットで注文した書籍を、宅配または三省堂書店の各店舗で受け取れます。
ご利用にあたっては、e-hon会員登録が必要です。