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著者名 |
京須偕充 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2011年04月 |
参考価格 |
¥1,760 |
頁数 |
285p |
ISBN |
978-4-06-216914-1 |
内容 |
【要旨情報】 「名人」の条件とは?圓朝が死んだ年に圓生が生まれ、その一〇一年後に志ん朝が死んだ。圓喬、文楽、志ん生らが生きた「名人の世紀」を、数々の名演の録音を手掛けた著者とともにたどる。
【e-honおすすめコメント】 「名人」の条件とは?圓朝が死んだ年に圓生が生まれ、その一〇一年後に志ん朝が死んだ。圓喬、文楽、志ん生らが生きた「名人の世紀」を、数々の名演の録音を手掛けた著者とともにたどる。平成十年代なかば――二十一世紀に入って四、五年の頃から落語ブームといわれる現象が起きた。古今亭志ん朝の早過ぎた死への嘆きの中に発生した現象というのは皮肉の極みだが、そのブームの中でしきりに「昭和の名人」の看板が目につく。さまざまな出版刊行物にとって重宝な看板には違いないが、そこに書かれた名前が三か五ならともかく、十、二十を超えるとなると、それは志ん朝が言った「名人」とは別物だと思わざるを得ない。正真正銘の名人と看板だけの名人は違うということなのか。名人とは観光ブームの中の名所旧跡のようなものなのか。名人が簡単に量産されて「名人ブーム」になっては見分けがつかない。「名人」とは誰のことなのだ――。――<本書より>
【出版社商品紹介】 圓喬・文楽・志ん生らが活躍した「名人の世紀」を、多彩な資料から描き出す、書き下ろしエッセイ。
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目次 |
【目次】 1 名人の楽屋に育った少年―圓生の記憶 2 昭和戦後最初の名人―桂文楽と「先生方」
3 もう、こんな噺家は出ませんな―文楽の見た圓喬 4 始祖・圓朝と『文七元結』―志ん朝のまくら 5 明治大正の三名人―鈴本席亭の回想 6 いやなことばだが、「芸術性」―名人の復活 7 今は志ん生におよばざる―圓生の手記 8 あと三年で名人になれたのに―名人の臨終 9 大師匠の生まれ変わりではないかと―名人の行末 私が見てきた亡き十人の噺家
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ジャンル |
芸術・芸能 > 古典芸能 > 古典芸能 > 落語
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