35年間に38回のミリオンセラ−〈100万個販売〉を達成した男
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著者名 |
小山良 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2012年03月 |
参考価格 |
¥1,540 |
頁数 |
239p |
ISBN |
978-4-06-217559-3 |
内容 |
【要旨情報】 600万個売ったかるがも時計、骨が16本あるヨーロピアン・アンブレラ、光ファイバーで輝くクリスマスツリー、光触媒胡蝶蘭、スポット指圧ニイハオ、電撃殺虫ラケット、強力風呂釜クリン、LEDランタンライト、ディズニーやドラえもんのキャラクター雑貨…。世間にはまったく知られていない貿易会社「永光」、驚異の売り上げを生む商品開発。
【e-honおすすめコメント】 2011年3月。東日本大震災と福島第一原発事故で、被災地ではマスク需要が急増。瓦礫から舞い上がる埃と原発からまき散らされる放射性物質で人々に深刻な健康被害が懸念されました。そこに大量の、10トントラック3台分のマスクが緊急輸送され、自衛隊によって無償配布されました。このマスクを提供した男こそ、この物語の主人公、小山良さんです。台湾の経済界には「永光ベンツ」という伝説があります。日本の永光と取り引きできた工場の社長は、ベンツのしかも最高級車に乗れるまでに出世する、という伝説です。実際に、かつてはうだつの上がらなかった5人の台湾人社長が、今は運転手つきのベンツに乗っているといいます。無名の小さな会社が次々にヒット商品を生み出すことを知って、日本の二大総合商社のうちの一社が、永光の買収に動いたことがあります。株式を取得して子会社にして、将来性のある優良会社として上場させ、その後の株価高騰を狙うという錬金術を目論んでいました。商社側は、買収後の永光の社長に社員を送り込むつもりで、小山さん自身も身を引くことを了承していたといいます。ところが、商社の担当役員が内情を調べてみると、社長ひとりのアイデアで伸びてきた会社であることがわかりました。彼がいない永光は抜け殻同然です。結局、社員として小山を取り込めない限り意味がないという判断で、この買収話は沙汰やみになりました。なぜ、小山さんは突出して成功できたのか? 何か彼なりの、筋が通った、他の商売人とはひと味違うやり方があるはずです。その秘密を解き明かすべく、嫌がる本人を説得して、四半世紀にわたるビジネス履歴を語ってもらいました。
【出版社商品紹介】 輸入雑貨で「一生に一度あれば上出来」といわれる100万個販売を38回も達成してきた、世間には無名の貿易会社のアイデア社長一代記。
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目次 |
【目次】 第1章 インフルエンザ対応マスクを大量輸入 第2章 生まれも育ちも大阪アベノ
第3章 ボウリング用薬剤で学生起業 第4章 台湾ヒスイ数珠で貿易業に進出 第5章 スポット指圧ニイハオの勝因分析 第6章 かるがも時計はいかにして生まれたか 第7章 あえて手を出さなかった商品 第8章 怖くはないディズニー・ライセンス 第9章 巨大総合商社との戦い 第10章 フィリピン支援でもらった命
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ジャンル |
経営・ビジネス > 経営実務 > マーケティング > 商品開発・ヒット商品
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