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著者名 |
六草いちか |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2013年09月 |
参考価格 |
¥2,750 |
頁数 |
363p |
ISBN |
978-4-06-218595-0 |
内容 |
【要旨情報】 真実を索める者に神は微笑む。別離後、ドイツに帰った「エリス」はどのような人生を送ったのか?その後、鴎外との間にはなんの交渉もなかったのか?…。ふたたび記録の森をさまよう著者に射した光は、ついに文豪の愛した女性の生身の姿を照らし出す。
【出版社コメント】 鴎外の愛は本物だったのか? 「エリス」のその後の人生は? 二人は二度と会うことがなかったのか? 驚くべき事実が次々と明らかに 2011年に講談社から刊行された『鴎外の恋─舞姫エリスの真実』は多くの鴎外研究家、ファンに衝撃を与えました。徹底したリサーチの結果、小説『舞姫』のヒロインであるエリスが1866年9月15日にシュチェチン(現在はポーランド領)で生まれ、1898年から1904年まで帽子製作者としてベルリン東地区に在住したことが確認された「エリーゼ・マリー・カロリーネ・ヴィーゲルト」であること、鴎外と知りあった頃は20歳か21歳だったことは、まず間違いありません。従来唱えられてきた「エリス人妻説」「エリスはユダヤ人説」は完全に意味を失ったといえましょう。六草さんはその後も執念の調査を継続。日本からベルリンへ帰る船中での諸事実から「エリス」が二度の大戦の戦禍をくぐり抜け1953年8月4日に没したことまで突き止めました。そしてついにエリーゼ・ヴィーゲルトの風貌に接するに至ります。本書は鴎外と別れてからの「エリス」の後半生と人物像についての驚きの新事実に満ちています。
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目次 |
【目次】 序章 続きのはじまり 第1章 エリーゼは鴎外の子を産んだのか
第2章 ままならぬ思い 第3章 ベルリン余話 第4章 うしろ姿が見えてきた 第5章 あともう一歩 第6章 その面影に 終章 つらいことより喜びを
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ジャンル |
文学・ノンフィクション > 文学 > 日本文学研究 > 作家研究・評論
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