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著者名 |
神立尚紀 |
出版社 |
講談社 |
出版年月 |
2013年12月 |
参考価格 |
¥1,760 |
頁数 |
378p |
ISBN |
978-4-06-218743-5 |
内容 |
【要旨情報】 東はハワイから西はセイロン、北はアラスカから、南はオーストラリア。この広大な戦域の空に、あまりに強く、同時にあまりに脆く、そしてあまりに美しい戦闘機を駆って戦った若者たち。長い間、黙して語らなかった彼らが最後に伝えたかったこととは!
【出版社コメント】 本物の戦場を知る最後の男たちが語ったあの戦争の真実!「昭和十五年、第十二航空隊に属して戦ったときは、私のいた十ヵ月の間に、搭乗員の戦死者は一人も出ませんでした。十七年八月から十八年にかけ、ソロモンで戦った第二航空隊は、補充を繰り返しながら一年で壊滅、しかし一年はもちました。ところが、十九年六月に硫黄島に進出した二五二空は、たった三日の空戦で全滅しました。続いて十月、再編制して臨んだ台湾沖航空戦では、戦いらしい戦いもできなかった。そんな流れで戦った搭乗員の立場からすると、フィリピンでの特攻というのは、ある意味、もうこうなったらやむを得ないと納得できる部分もありました」こう語るのは、中国大陸での零戦初空戦の頃から熟練の搭乗員として活躍し、終戦の日、特攻出撃を待機していた角田和男さん。この戦争を通じて、零戦がどのような存在であったかを端的に表す証言である。著者の神立氏、大島氏は、晩年を迎えた、最前線で戦った多くの搭乗員たちの肉声を聞くことができた。それゆえ、本書では、初空戦では撃墜27機、損害0機で圧勝した、惨敗と言われたミッドウェー海戦で搭乗員の戦死者は米軍の方が圧倒的に多かった、ラバウルで活躍した二〇四空の零戦搭乗員は75%が戦死しているのに対し、特攻専門部隊として編制された二〇五空の戦死者は34%であるなど、これまで語られてきたイメージを覆す、太平洋戦争の生々しい実像が描かれている。
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目次 |
【目次】 第1章(零戦初空戦向かうところ敵なし 彼らはいかにして搭乗員となりしか)
第2章(日米開戦。連戦連勝、そしてミッドウェーのつまずき 零戦の好敵手たち) 第3章(ラバウル、ブカへの旅 ガダルカナル攻防戦) 第4章(特攻のさきがけ・甲飛十期 「特攻」はどうして始まったのか) 第5章(沖縄、本土上空の戦い) 第6章(それぞれの戦後)
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ジャンル |
歴史・民俗 > 日本史 > 日本現代史(戦前戦中) > 日本陸海軍・戦記
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