【e-honおすすめコメント】
毎日新聞の名物ジャーナリストが長期密着した前代未聞の「三重スパイ」の実像！　過激派からは殺害通告を受け、ＭＩ５からは切り捨てられる。そこで男がとった行動とは？　発端は祖国を救うためだった。アルジェリアからフランス、そしてイギリスのＭＩ５へ――。３ヵ国の諜報機関を渡り歩いた「トリプル・エージェント」レダ・ハセインの数奇な５０年。イスラム過激派との興亡、そして諜報機関の裏切り……。昂奮の国際ノンフィクション！

【出版社商品紹介】
イスラム過激派の信頼を得るために、わたしは新聞まで発行した――。「三重スパイ」に密着。小学館ノンフィクション大賞受賞作家。

第１章　アルジェの太陽（ハセインとの出会い
トリプル・エージェント　ほか）
第２章　アルジェリア（一人の遺影の前で
イツころされてもおかしかくない　ほか）
第３章　フランス（五ヶ月ぶりに落ち着いた生活
アブ・ムハンマドに会いに行く　ほか）
第４章　英国（フランスとの契約解除
ロンドン警視庁に乗り込む　ほか）
第５章　地上の人に（Ｍ１５との対立
英国政府からのしっぺ返し　ほか）
第６章　霧の恐怖（テロリストよりも怖い世界
「ジハードに勝った」　ほか）